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海風が心地いい昼過ぎのSUNSET STAGEには、THE ORAL CIGARETTESが登場! 開始前から今か今かと待ち構えていたオーディエンスに、2曲もフルコーラスで披露するサプライズ。サウンドチェックから気合い入りまくりである。

定刻に再登場した山中拓也(Vo/Gt)、鈴木重伸(Gt)、あきらかにあきら(Ba/Cho)、中西雅哉(Dr)の4人。鈴木とあきらがハンズクラップを煽り、フィールドのテンションを急上昇させていく。そして、山中の「かかってこい!」という叫び声を合図に1曲目“STARGET”を投下! 続く、“大魔王参上”では、鈴木のリフが炸裂し、あきらが左足を高く挙げて煽り、サビでは《大魔王参上》の大合唱……フィールドが、グラマラスで瞬発力抜群なオーラル色に染まっていく。



「ここに集まっていただいたみなさん、本当にありがとう! こんだけ集まってくれてうれしいなあ」とフィールドを埋め尽くす人の数に驚きつつ、「こういうところで大事な曲を歌いたかった」と4月22日にリリースされたばかりの新曲“エイミー”を披露。普遍性を湛えたメロディを「あんたたちがこの場所を、音楽を、ずっと好きでいられますように。そう願って歌っています」と全身全霊でオーディエンスひとりひとりに向けて届けていく光景は、とてもドラマティックだ。

「あと3曲、もっといこうか? オーラルにはまだまだキラーチューン残ってますから! 最後までついてこい!」という山中のかけ声で後半戦へ急発進! アグレッシヴなバンドサウンドが冴え渡る“mist...”で再び熱狂の渦へ巻き込み、「オーラル最大のキラーチューン」というMCで導かれた“Mr.ファントム”で大合唱を沸き起こすと、ラストはメジャーデビュー曲“起死回生STORY”でがっつり揺らす! 右肩上がりで上昇し続けたテンションと、見渡すかぎりに掲げられたオーディエンスの手が、オーラルのさらなる飛翔を予感させたステージだった。(岡崎咲子)





この3日間を「ROCKIN’ON JAPAN 7月号(5/30発売)」にてレポートします。お楽しみに!

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THE ORAL CIGARETTES
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