①MAXIMUM OVERDRIVE
《Everybody has it in their mind Everybody has it in their head Everybody has it in their fist/YOU ONLY DON’T KNOW HOW TO USE IT!!!》意訳:誰もが心の中に持っている/誰もが頭の中に持っている/誰もが握ったコブシの中に持っている/皆そいつの使い方を知らないだけなんだ
②GROWING UP
《“Come back here if you fail” “No,I won’t I will just try it again!”》意訳:「失敗したらいつでも戻ってこいよ」/「いや戻らない そしたらもう1回やってみるよ」
③MY HEART FEELS SO FREE
《When the world makes you feel down/Don't give up, don't give in/Clear blue skies gonna come around again/You can feel, you can feel alright》意訳:もし社会がキミを悩ませたとしても/あきらめないように へこたれないように/空はまたいつか晴れるんだから/そんな時キミは思うはずさ/キミは思うはずだよ 大丈夫なんだって
1997年リリースの2ndフルアルバム『ANGRY FIST』収録、そしてライブ盤としてリリースされた2018年の横浜アリーナでは1曲目を飾ったという意味でも、とても説得力と物語を感じる楽曲。曲名にもあるが、全編にわたって《自由》が歌われている。《太陽》や《芝生》といった自然、そして《キミの笑顔》といった「身近なもの」の大切さに目を向かわせてくれる歌詞が並ぶ。《社会》という得体のしれない怪物に悩まされることは、もしかしたら今はリリース当時よりも増えているかもしれない。そんな時は、空を見上げてこの歌詞を口ずさめば、《自由に人生を生きる》ことを思い出せるはずだ。
④THE SOUND OF SECRET MINDS
《Listen, the sound of secret minds/A tiny voice inside your heart/A precious thing you should believe/This is pure and true》意訳:隠した心の声を聞け!!/心の中の小さな声を/お前が信じるべき大切なものは/本当に純粋なものなんだ
⑤TEENAGERS ARE ALL ASSHOLES
《are you really running on your own rail/find it yourself/open your eyes》意訳:本当にきみは自分のレールを走っているの?/自分で探すんだ 目を開けてみな
⑥DEAR MY FRIENDS
《go my way nobody gonna bring me down/if I get lost in the dark/can you tell me what went wrong/if I fall down in the dirt/can you lend a hand》意訳:やりたいようにやるよ/誰も邪魔なんかしないはずさ/でももし俺が闇に迷ったら/何処が悪いのか教えてくれるよね?/もし俺が泥にまみれたら/君は手を差し伸べてくれるよね?
こちらも『MAKING THE ROAD』収録。“TEENAGERS ARE ALL ASSHOLES”とは別の意味合いで、パンクロックバンドらしさが表れている楽曲だと思う。90年代に愛聴したハイスタと同世代のパンクロックバンドから、私はユニティ=団結の姿勢を教えてもらった。「AIR JAM」などからも感じられるが、それぞれ独立した活動を行いながら、いざという時には繋がり合える関係性。この楽曲の歌詞は、さらに孤独も自由も葛藤も包括することで、より友情というものの尊さを綺麗ごとではない形で封じ込めていると思う。《空は青く/太陽は眩しい/それは誰にだって同じ事》という、当たり前のようでいてハッとさせられる一節が織り交ぜられているところもいい。
⑦STAY GOLD
《I won't forget/when you said to me "stay gold"/I won't forget/always in my heart "stay gold"》意訳:オレは忘れない/お前が「いつまでも金ピカのままで」って言ったこと/忘れられないんだ/いつも心の中に「ステイゴールド」
⑧ANOTHER STARTING LINE
《Leaving yesterday behind/I’ve got something cool to do/Time is always right to do what is all right》意訳:昨日までのことはおいておこう/もっとやるべきことがあるから/正しい事をするのに時を選ぶ必要はないんだ
⑨All Generations
《I don’t care where you’re heading for/I don’t care who you were/We are the same three guys on the stage/Boys are here/Of all generations》意訳:オマエがどこに行こうとも/オマエが過去にどんな人間であろうと/オレには全く関係ない/ステージにいるのは同じあの3人組/ここにいるのは/全ての世代を超えたガキども
⑩We’re All Grown Up
《Time flies,/now we’re all grown up/Think of the good old times/It’s OK,/had a lot of laughs and fun/Life goes on,/how can I regret?/I know what is going on/You and me,/how can I forget?》意訳:時が経って/オレたちは大人になってしまった/良かったあの頃を思い出す/いいんだよ/たくさん笑ったし楽しんだから/人生は続く/悔いることなんてないよ/オレには何が起こってるのかわかるから/キミとオレ/忘れるわけがないじゃないか