【10リスト】HEY-SMITH、一生聴き続けられる名曲10はこれだ!

【10リスト】HEY-SMITH、一生聴き続けられる名曲10はこれだ!
大阪府豊中市で結成されたメロディックスカパンクバンド・HEY-SMITH。年間150本以上のライブをこなし、ライブを1番に考え、ライブの凄さをこれでもかと教えてくれる「ザ・ライブバンド」だ。自らも地元大阪を中心に「OSAKA HAZIKETEMAZARE FESTIVAL」を開催しているが、フェスにも多数出演し2018年は年間フェス出演本数1位だった。今回は、そんなHEY-SMITHのまずは聴くべき10曲を紹介する。猪狩秀平(G・Vo)はTwitterでライブ・フェスの当日に演奏曲のリクエストを受け付けているが、そのリクエスト曲は見事なまでにバラバラ。それほどまでに、ディスコグラフィが名曲で溢れているのだ。なので、下記の10曲を入り口に「HEY-SMITHの音楽カッコイイ!!」と感じたら、是非他の楽曲もどんどん聴いていってほしい。(野澤勇貴)


①We sing our song

Task-n(Dr)によるドラムのリズムに合わせて「オイ!オイ!」のコールが始まったら覚悟しろ。“We sing our song”の始まりだ。ヘッドバンギング→モッシュの繰り返しにダイバーも続出とライブハウスが超絶最高なカオス空間となる。この曲は初の全国流通盤『Proud and Loud』に収録されており、リリースからは10年以上経っているが、HEY-SMITHは今も変わらず自分たちがカッコいいと信じる「俺たちの歌」を鳴らし続けている。そんなブレないパンクの芯を持って本気で届けてくれる歌だから、私たちも心の底から本気でバカになれるのだ。

②I'm In Dream

HEY-SMITHの歌には、何をすべきか迷っている私たちの背中を押してくれたり、辛い出来事で立ち上がれなくなっている手を優しく掴み起こしてくれる力がある。そして、その代表的な1曲が「夢」を追い続けるパワーを与えてくれる“I'm In Dream”だ。この曲は、1stフルアルバム『14 -Fourteen-』に収録された後、シングル『Let It Punk』にライブ音源が収録された。これは、当時のメンバー・Mukky(Vo・B/2015年脱退発表)の声とは別に、現メンバーのYUJI(B・Vo)が歌うバージョンも聴いてほしいという想いからだそう。彼ら自身も音楽で夢を追い続けている。これからも大切に歌い続けられていくであろう名曲中の名曲だ。

③Drug Free Japan

今では「HEY-SMITHの音楽」というものが広く認知され、多くの仲間やキッズたちから認められているが、当時はパンク、スカなどどの畑にも仲間に入れてもらえなかったという。「もっとポップな曲書かないと売れないよ」とも言われたそうだ。しかし、猪狩はここでもブレずに、というか思いっきりメタルな曲を作り上げた。それがキラーチューンしか存在しないHEY-SMITHのセットリストの中でも、起爆剤となっている1曲“Drug Free Japan”だ(ライブでのSax・満のハイっぷりも一際ヤバイ)。ちなみに、“Magic Leaf”や“Fog And Clouds”など他にもキマっちゃう系の曲があるが、音楽は日本で唯一の合法ドラッグだから安心してガン飛びしちゃいましょう。

④Endless Sorrow

「俺は音楽で世界が変わらない……なんて思ったことは1度もない!!」。これは“Stop The War”演奏時の猪狩によるMCだが、この曲にも「音楽で争い事を無くす」というHEY-SMITHが音楽を鳴らす理由のひとつが強く込められている。MVも、他の多くの作品は割とシンプルに作られているものが多いが、同曲に関しては「MVでもポリティカルメッセージが伝わるように」という意図から、合成などを使用してしっかりと作り込まれている。めちゃくちゃ難しい質問だが、もし「HEY-SMITHの代表曲を1つだけ挙げろ」と言われたらこの曲をオススメする。それくらいフェスでも鉄板の曲なので、この記事でHEY-SMITHに出会った方は、まずは“Endless Sorrow”から聴いてみてほしい。

⑤Goodbye To Say Hello

歌詞に《まさかあれが最後になってしまう/そんな事 微塵も思わなかったんだ》、《今は後悔している》(意訳)と綴られているが、猪狩が好きだったアーティストが活動を止めた時に書いた曲だそうだ。また、2019年に長い闘病の末に他界した松原裕(ライブハウス「music zoo KOBE 太陽と虎」代表)がフジテレビ『Love music』出演時に「命を支えた音楽」として紹介した1曲でもある。猪狩による魂のギターソロ、そして《I just wanna say I'm waiting for you/Goodbye to say hello(また次の“Hello”を言う為に、今は言うね“Goodbye”)》という素晴らし過ぎる締めには目頭が熱くなる。“Come back my dog”と共にライブの終盤に披露されることの多い楽曲。またライブハウスで再会することを誓い《Goodbye to say hello》と腹の底から叫ぶのだ。

⑥True Yourself

『Free Your Mind』収録の“Over”や、前述の“Drug Free Japan”などと共に、フロアの熱狂を100%から200%へと押し上げるニトロ的な役割を持つ楽曲のひとつ。《耳が聞えなくても、うつ病でも、目が見えなくっても全然大丈夫》、《お前はこの世で一人しかいない…》(意訳)とあるが、ハンディを持っていても、それこそが君の個性で主張すべきところなんだ、という想いが込められている。この曲が収録された『Now Album』を最後に、Mukkyは突発性難聴が発覚してから気持ちをコントロールするのが難しくなり、Iori(Tp)は新しくできた家族を守るためにバンドを脱退。オリジナルメンバーとして最後のアルバムとなった。

⑦Don’t Worry My Friend

新メンバーの公募とサポート期間を経て、YUJI、かなす(Tb)、イイカワケン(Tp)が加入。そして新体制となって初めての作品がアルバム『STOP THE WAR』だ。このアルバムからは、2曲紹介したい。まずは、大切な仲間たちへ贈る曲“Don’t Worry My Friend”。メンバーの脱退を受けて、猪狩は一時バンドの未来が考えられなくなったという。しかし、多くのバンドマンと復活を待ち望むキッズたちに支えられ、HEY-SMITHはスケールアップして帰ってきた。「俺たちはもう大丈夫」と感謝を伝えるように歌われた「STOP THE WAR TOUR」での熱唱は言葉に出来ないくらい感動的だった。この曲をライブで聴いたときは、ぜひ大切な仲間を思い浮かべながら一緒に《Don't worry my friend, you!》と叫ぼう。

⑧Summer Breeze

『STOP THE WAR』からもう1曲、YUJIが歌う“Summer Breeze”を紹介する。灼熱でカオスなライブハウスにも、この曲が流れた時ばかりは爽やかな風が流れる。YUJIの美声がよりこの歌の切なさを演出し、夏に限らず1年中どの季節に聴いても沁みる至極のサマーソングだ。サビの《Summer breeze blows inside/Summer breeze I remember how》では自然と手が挙がり、屈託のない笑顔でYUJIが最後に放つ「ありがとう!」には心が浄化される。このアルバムには他にも、極上のスカを堪能できる“2nd Youth”や「次は俺がやる番」と目を覚まさせてくれる“Before We Leave”など必聴ナンバーが多数。要チェックだ。

⑨Not A TV Show

「YouTubeで観るのと全然違うやろ!」。とあるフェスのMCで猪狩が放った言葉に満員のオーディエンスが目を輝かせて「ウォー!!」と応えていた。そんな「ライブ」の凄さを感じさせることができるHEY-SMITHが歌うからこそ、この曲は成立する。長年断ってきた地上波のTV出演を初めて果たしたフジテレビ『Love music』で披露したのが、この“Not A TV Show”というのも非常にHEY-SMITHらしくて良い(笑)。ちなみに、猪狩のInstagramには、このTV出演に踏み切った理由が綴られており、この曲のメッセージにも繋がるので、ぜひあわせて読んでほしい。

⑩California

2018年リリースのアルバム『Life In The Sun』からは、リード曲“California”を紹介する。タイトルでもあり、サビで叫ばれる《California》は猪狩の大好きな場所。猪狩にとって「カリフォルニア」がそうなだけで、自分にとって大好きな場所・大切な場所を叫んでも良いそうだ。なので筆者の私も、流石に口では「カーリーフォールニアー!!」とコールしているが、心の中では「ソウカーシー!!」と個人的に地元・草加市の名を叫んでいる。MVは、サンディエゴにあるseedleSsの本社を中心に、全編カリフォルニアで撮影。曲が誕生したのもカリフォルニア……ではなく世田谷線(東京の三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ路線)だ!
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