でんぱ組.inc

未来を輝かせるための「5年間」の総決算

ステージ中央で「でんぱ組.inc」のロゴ型ネオンが光るなか、メンバーが登場。古川未鈴を筆頭に6人で「2016年、“おつかれサマー!”」と声を合わせ、フロア&ステージのあちこちでタオルがガンガン回る痛快なオープニングだ。4年連続の出演となる彼女たちだが、バックバンドにブラス隊やバイオリンまで加わった編成は今回が初めて。特に“最Ψ最好調!”では、彩度も濃度も最高潮なサウンド、そしてその上で思いっきり自由に歌い踊る6人、という「これぞ真骨頂!」としか言いようのない輝きがこれでもか溢れまくる。最高だ。

そして「みなさーん、やり残したことはありませんか?」(藤咲彩音)、「年末にハッピーを振りまいちゃうからね! えいえいえい!」(成瀬瑛美)、「今日はこの時間精一杯楽しむぞ!」(最上もが)など畳み掛けるMCによってフロアの温度は急上昇。打って変わって5曲目にはミディアムチューン“くちづけキボンヌ”。トキメキ必至の台詞を前に、先ほどまでとはまた異なる温度感の歓声が上がる。

そして、2016年12月21日にベストアルバムを発売したことを夢眠ねむが告知したあとに届けたのは新曲“WWDBEST”(これまででんぱ組.incに携わった11名の作家による共作曲!)。6人で歩んできた5年間を凝縮した内容の曲だけに、メンバーのパフォーマンスにも熱がこもる。グループの歩みとともにこれから先、もっと強い曲に成長していく予感も感じた。「みんな来年も会いましょう。ラスト、いくぜー!」(相沢梨紗)と突入した“でんでんぱっしょん”まで、6人で生み出すエンターテインメントの「その先」を示唆させるようなライブだった。(蜂須賀ちなみ)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

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