never young beach

自由に音を楽しむ、それが音楽!

COUNTDOWN JAPANにnever young beachが初登場! 「楽しんでってね!」という安部勇磨(Vo&Gt)のひと言から“Motel”が放たれる。ズンダダズッダという心地よいリズムに乗ったサーフロック。さらに、少し落ち着いた“どんな感じ?”をドロップ。日本語の響きを大切にした歌謡性と、ロンドンやブルックリンで鳴っていてもおかしくなさそうな洋楽マターのツボを押さえたサウンド。そのふたつが絶妙にミックスされていて素晴らしい。随時「フォー!」と甲高い雄叫びをあげる安部やメンバーに応えて、数え切れない人たちが手を掲げ、身体を横に揺らしている。

その様子にメンバーのテンションもうなぎのぼりだ。“どうでもいいけど”でステージの一番前まで身を乗り出し、歌は叫びに近くなってきた。ブルージーなギターソロを経てアンサンブルの熱量も増し、再びソロ、それもツインギターによる妙演を披露する頃にはフロアの熱気は最高潮に達する。安部も「いいねいいねいいね!」と超ごきげん。

次の“fam fam”もごきげんなロックンロールなのだけど、歌詞には影がある。逆にその次の“明るい未来”は幸せな愛を歌っている。この幅も彼らの魅力なのだろう。そしてあっという間のラストソングは“お別れの歌”。喉が飛びそうなほど大声で歌い、向かい合って笑いながら演奏し、最高の終演を迎えた。(秋摩竜太郎)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

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