HAN-KUN

年の瀬に真夏の風を吹かせたレゲエマン

前日の29日には、湘南乃風としてCOUNTDOWN JAPAN 16/17の舞台に立ったHAN-KUNが、本日はソロアーティストとして出演。コーラス隊、DJセット、ステージ両端で大旗を振る仲間を引き連れ、颯爽と姿を現した。さっそく“Dancehall King”で熱狂に火をつけると、各曲のおいしいところをDJに合わせて繋げるレゲエディージェイスタイルで疾風怒涛に駆け抜ける。

オーディエンスは“TONIGHT”でタオルを回しまくり、“SUN DANCER”で盛大かつ一糸乱れぬハンドクラップを鳴らす。その光景を見たHAN-KUNは「やばっ、最高だぜマジで!」とかなりごきげん。「全員言ってくれ、アッチーゼ!」と、灼熱の太陽を呼ぶ“Island Vibes”を投下。ステージとフロアの相乗効果が熱気を最高潮にまで高めていく。さらに「超言いたいことがある。こんな広いエリアで、こんなにたくさんいるアーティストの中で、俺と遊んでくれてみんなマジでありがとう!」と、心からの感謝を叫んだ。

続けて披露されたのは“REGGAE MAN”にボブ・マーリーの“IRON LION ZION”。自らのアイデンティティを確かめるとともに、共感の環を広げてゆく。そして“ハンパねぇ!!”では、その「ハンパねぇ」という言葉を何度も観客とともに歌い、二度と訪れないこの瞬間を深く胸に刻んだ。あっという間に訪れたラスト、ナンバーは“#IROIRO”だ。《必ずまた会おう My Friends》。どんな場所、どんな観客であろうとも、その場にいるすべての人と友達になってしまうHAN-KUN。音楽への愛とリスペクトに溢れる最高のアクトだった。(秋摩竜太郎)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

12/30のほかのライブレポート

  • サカナクション
    EARTH STAGE 19:30

    「自由」が鳴り続けている

  • DJダイノジ
    ASTRO ARENA 19:20

    DJダイノジ

  • タナシンドローム
    ASTRO ARENA 18:20

    タナシンドローム

  • Suchmos
    ASTRO ARENA 17:35

    レペゼン茅ヶ崎の新世代がASTRO ARENAを埋め尽くす!

  • ヒステリックパニック
    MOON STAGE 19:30

    爆音に夢を託して前進! 笑顔と咆哮で震えたフロア

  • 12/30のほかのエリアレポート

      3日目、終演しました! いよいよ明日はカウントダウン!

      3日目、終演しました! いよいよ明日はカウントダウン!

      18万通りのカウントダウン・ジャパン!僕たち地球をこんなふうに捕まえました!

      18万通りのカウントダウン・ジャパン!僕たち地球をこんなふうに捕まえました!

      2016年書き納め! 今年を漢字一文字で表すと?

      2016年書き納め! 今年を漢字一文字で表すと?

      今日もオシャレさんが多い! ファッションスナップ Part.7

      今日もオシャレさんが多い! ファッションスナップ Part.7

      次はあなたが載るかも! ファッションスナップ Part.6

      次はあなたが載るかも! ファッションスナップ Part.6