夜の本気ダンス | COUNTDOWN JAPAN 16/17

いざ、大晦日の夜を踊り明かせ

GALAXY STAGEのカウントダウン前最後のアクトは夜の本気ダンス！昨年のASTRO ARENAから一気にスケールアップした会場も開演前からぎっしり。鈴鹿秋斗（Dr）が「踊れる準備はできてますか！」と満場の観客を煽り倒した瞬間から、そこはもうクール＆ワイルドな夜ダンの独壇場。2016年に直面した町田建人→西田一紀のギタリスト交代劇をものともせず、“WHERE?”“Crazy Dancer”と1曲1曲畳み掛け、フロア一面のダンスのテンションを天井知らずに高めていく図は痛快そのものだ。

「COUNTDOWN JAPAN、2年目なんですよ！昔はずっと『笑ってはいけない』をテレビで観てたんですけど、これからは毎年幕張で越せたらなと思ってます！」と激情あふれまくりの鈴鹿の言葉に続けて、“Without You”をひときわエモーショナルに響かせる4人。“fuckin' so tired”で「自由に踊ろうぜエブリバディ！」とハンドマイクで挑発する米田貴紀（Vo/Gt）の佇まいも、観る者の衝動ど真ん中にダンスとロックンロールの塊を叩き込む“B!tch”のハイパーさも、すべてが高純度の歓喜へと直結していく。

「ロックで気持ちよくなりたい人いますか？」の米田のコールから、終盤はメジャーデビューアルバム『DANCEABLE』から“Feel so good”“escape with you”を連射！マイケル（Ba）の繰り出すラインがGALAXY STAGEを腰から揺さぶったラストの“戦争”では、米田の呼びかけに応えて観客一面のハイジャンプが巻き起こる！「また来年もロックで楽しみましょう！」……米田の言葉に、熱い拍手と歓声が広がっていった。（高橋智樹）