Crystal Lake

光を照らす、闘志と轟音

続いてCOSMO STAGEに登場するのは、海外でも精力的な活動を繰り広げているハードコア/メタルバンド、Crystal Lake! 気合い十分のオーディエンスが会場いっぱいに詰めかける中、 Ryo(Vocals)、Yudai(Guitar)、Shinya(Guitar)が登場。1曲目の“Matrix”から凄まじい重低音をファストに響かせると、オーディエンスは一斉に大ジャンプ! Ryoが「俺たちがCrystal Lakeだー! 両手を挙げろ!」と叫ぶと高らかなハンズクラップが沸き起こり、“Mercury”へ。百戦錬磨のライブバンドとしての実力とプライドをまざまざと体感できるサウンドを浴びながら、オーディエンスは思いっきり頭を振っている。

続いて投下されたのは11月にリリースされたアルバム『True North』から“Black And Blue”。痛みや闇を切り裂くような鋭さと重厚感を持つサウンドと、Ryoの叫びに応えるように、みんなは手を振り上げながら大きく飛び続けた。「誰もが日々感じてる痛み、流す涙はすっげえ素敵なアートになるんだよ」というRyoの言葉が、目の前の素晴らしい景色を生み出しているのだ。

「2016年もあと残り、数時間、俺たちにとっては、苦しい1年だったけど。こうやって最後にお前らの笑顔の前でやることができて最高の1年になりました」とRyoが語り、「携帯の光でもペンライトでも持ってる奴は掲げて照らしてくれ」という言葉で、会場がいろんな光に照らされた中、始まったのはラストの“Waves”。とてもドラマチックに胸を打つ光景が凄まじい轟音に包まれていった。最後の一瞬まで全身全霊のアクトだった。(上野三樹)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

12/31のほかのライブレポート

  • HY
    GALAXY STAGE 28:10

    幕張を爽やかに照らしたロックの初日の出

  • DJライブキッズあるある中の人
    ASTRO ARENA 28:00

    DJライブキッズあるある中の人

  • banvox
    ASTRO ARENA 27:10

    banvox

  • Rhythmic Toy World
    MOON STAGE 28:15

    限界を超えた先にある共闘の絆

  • SPECIAL OTHERS
    GALAXY STAGE 27:00

    どこまでもリアルでどこまでも魔法のような音

  • 12/31のほかのエリアレポート

      CDJ16/17は終わらない! ボードにメッセージを描いているあなたが写っているかもしれない

      CDJ16/17は終わらない! ボードにメッセージを描いているあなたが写っているかもしれない

      みんなで思いっきりジャンプした4日間。18万通りのカウントダウン・ジャパンも終わらない!

      みんなで思いっきりジャンプした4日間。18万通りのカウントダウン・ジャパンも終わらない!

      CDJ16/17は終わらない! 仮装しているあなたが写っているかもしれない

      CDJ16/17は終わらない! 仮装しているあなたが写っているかもしれない

      CDJ16/17は終わらない! あなたが写っているかもしれない未公開写真Part.2

      CDJ16/17は終わらない! あなたが写っているかもしれない未公開写真Part.2

      CDJ16/17は終わらない! あなたが写っているかもしれない未公開写真Part.1

      CDJ16/17は終わらない! あなたが写っているかもしれない未公開写真Part.1