Suchmos

レペゼン茅ヶ崎の新世代がASTRO ARENAを埋め尽くす!

昨年に続き、ASTRO ARENAに現れたSuchmos。その会場は開演前から大盛況! メンバーの登場と共に起こった大歓声に、オーディエンスの期待の大きさを感じる。
ビーチサイドを思わせる波音と、TAIHEI(Key)が弾くメロウなフレーズが絡み合う心地好いナンバー“Pacific”からライブはスタート。頭上にピースサインを掲げたYONCE(Vo)が「年の瀬なのによく来たね。会うのを楽しみにしてたよ」と言うと、KCEE(Dj)のスクラッチと、HSU(Ba)のスラップが炸裂したダンサブルなナンバー“YMM”へとなだれ込む。都会的な洗練とレペゼン茅ヶ崎らしい海辺のニュアンス、そこに滲み出る反骨のロックスピリッツが熱い。
「こんなにたくさん……めちゃくちゃ嬉しいです。かましに来たからな、今年はマジで。ここをパンパンにできるぐらい頑張ったという証でしょうね。ありがとう!」。目の前に広がる絶景を見渡したYONCEは感慨深げに言う。そこから繰り出した2017年1月リリース予定のニューアルバム『THE KIDS』収録の新曲“A.G.I.T.”では、TAIKING(Gt)のグライドするギターに、OK(Dr)のタフなビート、不穏に共鳴する歪みがフロアに充満して凄まじい昂揚感を生み出していく。そして、最大級の盛り上がりを見せた“STAY TUNE”から、間もなく迎える2017年にポジティブな願いを込めた“MINT”まで、あっと言う間の全5曲。満場のお客さんの期待に応えたステージは、もはやニューカマーと呼ぶには規格外。この場所で時代の動く音をたしかに聞いた気がした。(秦理絵)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

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