WANIMA

最強の「僕の歌」、EARTHを満たす

KENTA (Vo/Ba)、出てくるなりVサインしたりカメラを両手でつかんだりコマネチしたり、オーディエンスに手を振らせたり、続いてジャンプを求めたり……つまり、焦らすだけ焦らしてから“BIG UP”でスタート。続く“Hey Lady”では頭からKENTAの声をかき消すほどのものすごいシンガロング。

「ああ、COUNTDOWN JAPANでまだやり残したことがある! この会場を照らしてないんだよ!」というFUJI (Dr/Cho)の振りをKENTAが拾い、オーディエンスにスマホの光を掲げるようにお願いする。無数の光が広がるさまに「すごい、もう曲やらんでよか!」などと喜んでから、“ともに”で中盤戦スタート。「CDJ、CDJ!」コールから突入した“リベンジ”、ヨコとタテのリズムが交差するダンスチューン“オドルヨル”、“ともに”以上の大シンガロング状態になった“いいから”……。

ライブが進めば進むほど、このバンドの曲の愛されかたが尋常でないことを実感する。曲による温度差がない。どの曲もマックスで愛されている。何よりもオーディエンスみんな「KENTAに続いて歌う」感がゼロなのがすごい。それぞれ勝手に頭から最後まで、「WANIMAの歌」ではなく「自分の歌」として歌っている。

KO-SHIN (Gu/Cho)のアルペジオにのせてKENTA、「この大きいステージでみんなと歌いたいなあ」とハンドマイクで歌い始めたのは“THANX”。終始KENTA&KO-SHINの声を上回るでかさのシンガロングが続いた末に“For you”でフィニッシュ。曲に入る前にKENTAは、「来年も何があってもみんなのことを応援しとるけん」と言った。(兵庫慎司)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

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