おいしくるメロンパン

ロックと文学の鮮やかな融合。要注目の3人組降臨!

今年の夏に開催されたコンテスト「RO69JACK 2016 for ROCK IN JAPAN FESTIVAL」で優勝し、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016のステージに立ったおいしくるメロンパン。1stミニアルバム『thirsty』も大好評な彼らが、COUNTDOWN JAPAN 16/17にやって来た! 「せーの、おいしくるメロンパンです!」。ナカシマ(Vo・G)、峯岸翔雪(B)、原駿太郎(Dr)が声を合わせて放った挨拶を合図に、1曲目“シュガーサーフ”がスタート。シャープなビートを刻む熱い演奏/どこか儚く、切ないトーンを帯びているメロディ……「熱い肉体性/抒情性に満ちた文学的香り」という対照的にも思える要素を融合させている独自のスタイルを、早速、強烈に体感することができた。

“紫陽花”が披露された後に迎えたインターバル。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016への出演はコンテスト優勝バンドとしてのものだったが、今回は他の錚々たるミュージシャンたちと並ぶ正規の枠であることの喜びなどを語った彼らは、その後も、魅力を大いに放ってくれた。“5月の呪い”“夕立と魚”“あの秋とスクールデイズ”……いい音&いいムードが、会場の外にまで漏れていたのだろう。新しいお客さんが、どんどん集まってきていた。

ラストに届けられたのは“色水”。エモーショナルな演奏に彩られた甘酸っぱいメロディが、お客さんたちをうっとりとさせていた。演奏が終わった時、巻き起こった大きな歓声。彼らの来年の活躍をハッキリと確信させてくれる、とてもいいライブだった。(田中大)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

12/30のほかのライブレポート

  • サカナクション
    EARTH STAGE 19:30

    「自由」が鳴り続けている

  • DJダイノジ
    ASTRO ARENA 19:20

    DJダイノジ

  • タナシンドローム
    ASTRO ARENA 18:20

    タナシンドローム

  • Suchmos
    ASTRO ARENA 17:35

    レペゼン茅ヶ崎の新世代がASTRO ARENAを埋め尽くす!

  • ヒステリックパニック
    MOON STAGE 19:30

    爆音に夢を託して前進! 笑顔と咆哮で震えたフロア

  • 12/30のほかのエリアレポート

      3日目、終演しました! いよいよ明日はカウントダウン!

      3日目、終演しました! いよいよ明日はカウントダウン!

      18万通りのカウントダウン・ジャパン!僕たち地球をこんなふうに捕まえました!

      18万通りのカウントダウン・ジャパン!僕たち地球をこんなふうに捕まえました!

      2016年書き納め! 今年を漢字一文字で表すと?

      2016年書き納め! 今年を漢字一文字で表すと?

      今日もオシャレさんが多い! ファッションスナップ Part.7

      今日もオシャレさんが多い! ファッションスナップ Part.7

      次はあなたが載るかも! ファッションスナップ Part.6

      次はあなたが載るかも! ファッションスナップ Part.6