MONGOL800

楽しい、でもそれだけじゃないパーティ・タイム

明るく楽しいアルバムを作ろうと思ったんだけどシリアスな作品になったという『People People』のツアーを回り、その終了直後にCOUNTDOWN JAPAN 15/16に出演したのが昨年。『People People』を経たから作ることができたパーティーアルバム『Pretty good!!』をリリースし、年をまたいでのツアーの最中にCOUNTDOWN JAPAN 16/17に登場、ということになったのが今年。
キヨサク(上江洌 清作/B & Vo)おなじみの第一声「COUNTDOWN JAPAN、あーそびーましょー!」で始まった1曲目は、2000年代ニッポンロックのアンセム“小さな恋のうた”。オーディエンス全員狂喜、後半のブレイクではキヨサクに歌を託されて《夢ならば覚めないで 夢ならば覚めないで》の大合唱が響く。

さらに“PARTY”をたたみかけてからキヨサク「熱いぞ幕張! もっともっと熱くしてもいいでしょうか? ここを沖縄にしてもいいでしょうか?」とトランペッターSeasir(浅草ジンタ)を呼び込む。“OKINAWA CALLING”で踊らせ、そのまま4人で“DON'T WORRY BE HAPPY”“TAKE IT EASY!!”とパーティーチューンを固め撃ち。Seasirを送り出したあとは“Old fashion love song”で、でっかいシンガロングを何度も描いていく。ラストは2000年代ニッポンロックもうひとつのアンセム“あなたに”。“小さな恋のうた”を超える大合唱にEARTH STAGEが包まれた。
熱くて楽しくて飄々としていて、だからリアルで、そしてどこかせつないMONGOL800、そのありのままの姿を見せるすばらしい時間だった。(兵庫慎司)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

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