四星球 | COUNTDOWN JAPAN 16/17 | クイックレポート

ASTRO ARENA 12/28 17:35

コミックバンドも本気でやればバンドです

登場するやいなや「COUNTDOWN JAPANにコミックバンドがやって参りましたー！」と叫ぶ北島康雄(シンガー)。メンバーが揃い、お客さんにロボットダンスや指揮者の振り付けを伝授してから“絶対音感彼氏”へ。このストレートなロックナンバーでフロアの温度は急上昇。あっという間に初登場のASTRO ARENAをホームに変えてしまった。

続く“Mr.Cosmo”では「思い出を作りにきたわけではございません！かき回しにきました！みなさんのお力を貸して下さい！」（北島）と、全員がUFOコールに合わせて両手を掲げ、左右に振る。ちょっとホントにUFO来そう……と思っていると、来た！段ボールで作られたものが。すばやくステージを横切っていった……。

イントロのアレンジが泣ける“クラーク博士と僕”を挟んでMCタイム。「今年あったいいことをひとつだけお伝えします。悲しいことがあってひきこもってた男の子が、友達に無理やり四星球のライブへ連れて行かれて、次のライブには僕らが普段着てる法被を着て来てくれたんです。辛い時があったら、コミックバンドを観に行こうって思ってもらえればどうにかなりますので、ライブハウスへお越しください。よろしくお願いします！」（北島）
彼らはコミックバンドをやっている。なぜ？聴く人のためだ。本気で聴いてくれる人を楽しませたいからだ。それは、コミックではないバンドと何も変わらないのではないか。そんなことを考えていると、ラストの“コミックバンド”が終わってしまった。が、「時間ちょっと余ってる。最後DJして終わります！」（北島）とのこと。機材あったっけと思ったら、やってきました段ボール。最後までお見事でした。（秋摩竜太郎）