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歌い継がれてきた歌も、ここから歌い継がれる歌も
2016年は5月にテッキン(工藤哲也/Bass,Cho)が再加入、12月7日にニューアルバム『Suolo』をリリースしたHUSKING BEE。ドンドン(平林一哉/Guitar,Vocal)といっそん(磯部正文/Guitar,Vocal)のツインボーカルを聴かせる“#4”でスタート。次はドンドンが歌う “Spi… [続きを読む]
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来年もいっぱいいっぱい笑ってね!! とカエラは言った
アルバム『PUNKY』を携えた2016年内の「STUDS TOUR」と、年明けから始まる「DIAMOND TOUR」の合間に、COUNTDOWN JAPAN 16/17のステージへと降り立った木村カエラ。《幕張のみんな Give me clap your hands!》と歌詞を変えた“SHOW TIME”がステージの幕開けを告げる。會… [続きを読む]
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心の奥底のモンスターが暴れまわる
“MAKE L”のSEと共にステージに現れた佐藤千亜妃(Vocal, Guitar)、西村“コン”(Drum)、あーちゃん(Guitar)、谷口滋昭(Bass)の4人。静かなるアルペジオを轟音がさらうようなイントロの1曲目“愛のゆくえ”でライブをスタートさせた。囁くような佐藤の歌声が浮… [続きを読む]
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今日を乗り越えるための歓喜の歌たち
裸にスーツ姿のたなしん(Ba / Cho)! 今年はトランプ次期アメリカ大統領のコスプレらしい。服を着てる!と思うのも一瞬、1曲目の“空ばかり見ていた”が始まる頃には、それを脱ぎ捨てて、星条旗のパンツ一丁で定位置につく。ウォーウォーと巻き起こるシンガロングの… [続きを読む]
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2017年へと駆け抜けるロックの加速度
KANA-BOON、3年連続EARTH STAGE登場! 《目覚めよう/心の奥にしまった声を響かせよう》と挨拶代わりに最新シングル曲“Wake up”を響かせると、「KANA-BOONです。よろしくどうぞ!」の谷口鮪(Vo./Gt.)のコールから“1.2. step to you”へ雪崩込んでEARTH STAGE激震… [続きを読む]
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驚きと感動に満ちた、スペクタクルな銀河旅行
GALAXY STAGEを一面、人、人、人でみっちりと埋めたフジファブリックのステージは、山内総一郎(Vo/G)のイエーーーーーイ!の叫びからスピーディに空へと駆け上がっていく“銀河”ではじまった。このステージにふさわしい、スケールの大きな曲。金澤ダイスケ(Key)の… [続きを読む]
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アートフォームからはみ出した闘志
今年3月にメジャーデビューした鹿児島出身の4人組バンド、雨のパレードがCOUNTDOWN JAPANに初出場! 期待に満ちたオーディエンスの歓声に包まれ、福永浩平(Vo.)、山崎康介(Gt.)、是永亮祐(Ba.)、大澤実音穂(Dr.)がステージに登場すると、まずは “Tokyo”を大… [続きを読む]
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歌と笑顔が満開。温もり100%のステージ
「ベース、もう少し上げてください。ドラムをもっとください」など、音の返しについてPAスタッフと相談しつつ進めたリハーサルの最中、「あとはお客さんの笑顔をください」と言い、和やかな笑いを起こしていた橋口洋平(Vo.Gt.)。そしてスタート時間となり、「盛り上がっ… [続きを読む]
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「唄え、踊れ、泣け、笑え」で記憶更新!
SEの“SING WITH US!!!!!!!!!!!!!!!”が流れた瞬間、盛大なハンドクラップと大歓声が沸き起こる。スタート前からTOTALFATの愛されっぷりを見せつけられたが、本編はこんなもんじゃない。「幕張準備はいいか! 人差し指を高く掲げろー!」とJose(Vo/Left-Gt)が促し、“… [続きを読む]
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スカとパンクが響き合う、反骨の祝祭空間
クリープハイプに続いて、ここEARTH STAGEに登場するのは東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama! 冒頭からスカパラとともにギターを抱えた横山健がオンステージ、10人全員のソロパートも盛り込んだ“Paradise Has No Border”に湧き上がる大歓声! さ… [続きを読む]
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最高のパーティーバンドが、帰って来た!
COUNTDOWN JAPAN 12/13以来、久々の登場となった、FRONTIER BACKYARD。今年ギタリストが脱退し、TGMX(vocal & synthesizer)と福田"TDC"忠章(drums & backing vocals)のふたりとなったFBY。どんな形態のライブになるのかと思ったが、3人編成のホーンズと、松田chabe岳… [続きを読む]
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誰のことも置き去りにしない幸福感
「リハでやる曲は僕に全決定権がある」と三浦隆一(Vo/Gt)が呟きながら、前々日に出演したPerfumeの曲に影響を受けて生まれたという “ワーカーズアンセム”などを演奏、サウンドチェックから場内を大いに沸かせた空想委員会。ステージに残ったまま定刻を迎えると、… [続きを読む]
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進化と挑戦の1年を経たバンドの現在地
「こんな景色を前に、何を話していいかわからないので、10秒時間をください」と言った尾崎世界観(Vo/Gt.)が投げキッスをして、小声で「がんばります」と言うと、“イノチミジカシコイセヨオトメ”からライブはスタートした。歪んだギターと共にゆっくりと歌い出した“… [続きを読む]
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年の瀬に浮かんだブラッド・ムーン
短くカットした髪型と同じぐらいにフレッシュで、キラキラと力強くきらめくロックサウンドの“優しい闇”からパフォーマンスをスタートさせた佐野元春。深沼元昭(G)、藤田顕(G)、高桑圭(B)、渡辺シュンスケ(Key)、spamこと大井洋輔(Per/Mani)、小松シゲル(… [続きを読む]
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バンド史上もっともヤバいサニーデイが!
「健在!」ではなく「今がいちばんヤバいのでは!?」と古くからのファンもそれ以外も驚愕させたニューアルバム『DANCE TO YOU』を8月3日にリリースし、10月から12月にかけてのツアーでは「バンドそのものがヤバいことになっている」ことを各地で見せつけてきた2016年の… [続きを読む]
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宇宙空間を震わせた歓喜のシンフォニー
メジャーデビュー直前のCOUNTDOWN JAPAN 13/14から4年連続出演となるシナリオアートのライブは“ナナヒツジ”で幕を開けた。「イェーイ!」のハットリクミコ(Drum / Vocal)の咆哮と共にカオティックなイントロが炸裂。鬼気迫るツインボーカルを突き刺し、一癖あるアン… [続きを読む]
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「12年目の冬」に鳴らされたロックバンドの矜持
「COUNTDOWN JAPAN、幕張メッセ! 今年もこのステージに帰ってこれました。俺たちストレイテナーって言います!」と、ホリエアツシ(Vocal, Guitar, Piano)が挨拶しライブスタート。すでに鳴らされていたSEを遮るようにメンバー4人がセッションを開始すると、そのまま… [続きを読む]
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ロマンチックが爆発しそう!
COUNTDOWN JAPAN 16/17、3日目のMOON STAGEのトップバッターは、lovefilm! 石毛輝(Vocal&Guitar&Programming)、岡本伸明(Bass)、江夏詩織(Vocal&Guitar&Synthesizer)によるスリーピース。今年は初ライブ、ファーストアルバム発売、初ワンマンツアーと、まさに初… [続きを読む]
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「歴史を作る」強い意志を宿した若き轟音
早くも今年のCOUNTDOWN JAPANも後半戦。MOON STAGEに登場したのはアマチュアアーティストコンテスト「RO69JACK 2016 for COUNTDOWN JAPAN」の優勝アーティスト、ニトロデイ。小室ぺい(ギボ)、やぎひろみ(ジャズマスター)、松島早紀(ベイス オン ベイス)、岩方ロ… [続きを読む]
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楽しい、でもそれだけじゃないパーティ・タイム
明るく楽しいアルバムを作ろうと思ったんだけどシリアスな作品になったという『People People』のツアーを回り、その終了直後にCOUNTDOWN JAPAN 15/16に出演したのが昨年。『People People』を経たから作ることができたパーティーアルバム『Pretty good!!』をリリース… [続きを読む]