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GALAXY STAGE15:15

フォーリミ圧巻! ロックと希望が響き合う風景

初日のGALAXY STAGEに04 Limited Sazabysが登場! GEN(Bass / Vocal)の溌剌としたハイトーンヴォイスが満員のオーディエンスの歓喜を真っ直ぐに撃ち抜き、HIROKAZ(Guitar)&RYU-TA(Guitar / Chorus)のハードエッジなギターサウンドが抑えきれない衝動そのものの爆発力をもって響き、KOUHEI(Drum / Chorus)の爆裂快走ドラムがフォーリミの歌とサウンドに胸のすくような推進力を与えていく。開演早々熱いシンガロングに沸き返るGALAXY STAGEに”days”“monolith”、そして“fiction”が叩き付けられる! ダンサブル&エモーショナルなサウンドスケープが、キッズをさらなる狂騒へと誘ってみせる。

パンクもメロディックもロックンロールもダンスビートも融かし尽くし、その燃え盛る闘志でもって圧巻のエネルギーを放つロックを轟かせてきたフォーリミ。昨年出演のCOSMO STAGEよりも格段に大きなGALAXY STAGEを“escape”でがっつりと揺らしたところで、「CDJ、お久しぶりです! 2回目です! 2015年はライヴ、今までで一番やったんじゃないかな? 去年に比べてだいぶカッコよくなって帰ってきたので!」と意気揚々と呼びかけるGENに、晴れやかな拍手と歓声が湧き起こる。「CDJ!」「フォーリミ!」とRYU-TAが煽るコール&レスポンスから“Chicken race”の情熱的なダンスビートへ突入! さらに“Do it Do it”を経て「ここGALAXY STAGEにぴったりの曲を持ってきました!」と響かせた“midnight cruising”の爽快な加速感が、広大な空間を刻一刻と熱く震わせていく。

「最高の景色が広がってます。この幸せな時間が、永久に永久に続きますように!」というGENの言葉とともに、ひときわ晴れやかに鳴り渡ったのは“hello”。目映いメロディが満場の高らかなシンガロングと渾然一体となって、GALAXY STAGEの隅々にまで広がっていく。「去年はGALAXYでBIGMAMAを観てカウントダウンを過ごしました。その時は『来年このステージに立てる』とは思ってなかったので……ここまで連れてきてくれたみなさん、ありがとうございます!」というGENの感謝の言葉に拍手喝采が広がる。「来年もいっぱい現場で遊びましょう!」というコールとともに“Terminal”炸裂! そして「2016年の未来に、光が射しますように!」と最後に響かせたのは“swim”だった。《何億通り奪い合ってひかり射した》というシビアな言葉もGENの歌声で輝かせ、憂いも苦悩も希望の彼方へ撃ち放つ4人の姿が、珠玉のアクトのラストを鮮烈に彩っていた。(高橋智樹)

この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!

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04 Limited Sazabys

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