7月にアルバム『COME TOGETHER, SING WITH US』を、そして10月にはシングル『宴の合図』をリリース、そのあたりから来年5月あたりまで、フェスも含め、もはやどこまでがツアーでどこからがツアーじゃないのかわからないくらいの、おっそろしい本数のライヴを続行中のTOTALFAT。
僕はTOTALFATのライヴを観るの、4ヶ月ぶりくらいなのだが、まずステージに立った彼らを見て「なんか痩せてないか?」と思った。気のせいかもしれないが、4人とも何か引き締まっている感じがする、身体も表情も。
「幕張ー! 最大級のパーティーを始めようぜ! いこうぜ!」Shun(Vo/Ba)、「2015、集大成、おめえらに見せてやるからよ!」Jose(Vo/Left-Gt)という雄叫びから、1曲目“夏のトカゲ”に突入。ハデに「オイ!オイ!」とコールを起こし、さらに後半「みなさん、タオル揚げてください! 通路の人も、横の人も!」(Jose)とちぎれんばかりにタオルを回させ、「みんな歌ってくれ!」と“Place to Try”でヴォーカルをオーディエンスに預ける。
後半の盛り上げポイントやラストに持ってきそうなこのキラーチューンを2曲目にやっちゃうあたりに、今日のステージに懸けた気合いがうかがえる。JoseとShunのツインヴォーカルが、JoseとKuboty(Gt/Cho)のツインリードが、GALAXY STAGEを埋め尽くしたオーディエンスに降りかかるように響く。
「調子はどうだー! もう言うことねえわ、バシバシ音飛ばしていくからしっかりついてきてくれよ!」(Shun)、「COUNTDOWN JAPAN、今年最後の宴を始めようぜ!」(Jose)と、“宴の合図”へ。Bunta(Dr/Cho)の和太鼓のようなジャングルビートにのせて、聴き手を鼓舞するメッセージがメロディに乗って放たれる。
そして、たたみかけるように4曲つないだメドレーを経て、Shunとオーディエンスの「1年間!」「おつかれちゃん!」というコール&レスポンスが「ナーナーナナー」「PARTY PARTY!」に変わり、鉄板曲“PARTY PARTY”へなだれこむ。みんなのすんごい歌いっぷりとすんごい踊りっぷりに、この曲の浸透度と愛され度を改めて思い知る。
「ほんとにね、音楽が大好きでこうしてひとつの場所に集まる人、バンドマン、みんなリスペクトしてます。どうか自信を持って、COUNTDOWN JAPAN、最後まで楽しんでください」「今年、笑った回数よりも泣いた回数のほうが多かった人、いると思うんだよ。音楽の力を借りてそれを超えてみよう」(Shun)と、最後にプレイされたのは“This Life”。
ShunとJoseが交互にヴォーカルをとり、いつの間にか上半身裸になっているBuntaがハイハットを刻み、Kubotyがまっすぐに飛んで行くようなクリーントーンを響かせる。4人の音を大きなハンドクラップが包み込み、TOTALFATのステージは終了した。
なお、今後のTOTALFATは、31日に「GT2016」に出演、年明けは1月4日は「THICK FESTIVAL 2016 "Shinji is still drinking !!"」から始動。休み、本当に三箇日だけ。そういえばShun、最後に「続きは来年!」とも言っていた。来年というか、来週ですね。(兵庫慎司)
僕はTOTALFATのライヴを観るの、4ヶ月ぶりくらいなのだが、まずステージに立った彼らを見て「なんか痩せてないか?」と思った。気のせいかもしれないが、4人とも何か引き締まっている感じがする、身体も表情も。
「幕張ー! 最大級のパーティーを始めようぜ! いこうぜ!」Shun(Vo/Ba)、「2015、集大成、おめえらに見せてやるからよ!」Jose(Vo/Left-Gt)という雄叫びから、1曲目“夏のトカゲ”に突入。ハデに「オイ!オイ!」とコールを起こし、さらに後半「みなさん、タオル揚げてください! 通路の人も、横の人も!」(Jose)とちぎれんばかりにタオルを回させ、「みんな歌ってくれ!」と“Place to Try”でヴォーカルをオーディエンスに預ける。
後半の盛り上げポイントやラストに持ってきそうなこのキラーチューンを2曲目にやっちゃうあたりに、今日のステージに懸けた気合いがうかがえる。JoseとShunのツインヴォーカルが、JoseとKuboty(Gt/Cho)のツインリードが、GALAXY STAGEを埋め尽くしたオーディエンスに降りかかるように響く。
「調子はどうだー! もう言うことねえわ、バシバシ音飛ばしていくからしっかりついてきてくれよ!」(Shun)、「COUNTDOWN JAPAN、今年最後の宴を始めようぜ!」(Jose)と、“宴の合図”へ。Bunta(Dr/Cho)の和太鼓のようなジャングルビートにのせて、聴き手を鼓舞するメッセージがメロディに乗って放たれる。
そして、たたみかけるように4曲つないだメドレーを経て、Shunとオーディエンスの「1年間!」「おつかれちゃん!」というコール&レスポンスが「ナーナーナナー」「PARTY PARTY!」に変わり、鉄板曲“PARTY PARTY”へなだれこむ。みんなのすんごい歌いっぷりとすんごい踊りっぷりに、この曲の浸透度と愛され度を改めて思い知る。
「ほんとにね、音楽が大好きでこうしてひとつの場所に集まる人、バンドマン、みんなリスペクトしてます。どうか自信を持って、COUNTDOWN JAPAN、最後まで楽しんでください」「今年、笑った回数よりも泣いた回数のほうが多かった人、いると思うんだよ。音楽の力を借りてそれを超えてみよう」(Shun)と、最後にプレイされたのは“This Life”。
ShunとJoseが交互にヴォーカルをとり、いつの間にか上半身裸になっているBuntaがハイハットを刻み、Kubotyがまっすぐに飛んで行くようなクリーントーンを響かせる。4人の音を大きなハンドクラップが包み込み、TOTALFATのステージは終了した。
なお、今後のTOTALFATは、31日に「GT2016」に出演、年明けは1月4日は「THICK FESTIVAL 2016 "Shinji is still drinking !!"」から始動。休み、本当に三箇日だけ。そういえばShun、最後に「続きは来年!」とも言っていた。来年というか、来週ですね。(兵庫慎司)
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