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MOON STAGE13:30

CDJ初登場! ラウドロック4人衆、盛大な爆音でインパクトを残す

「全員で歌うぞ!」というAG(Vo)のシャウトで、1曲目の“Heads and Tails”からシンガロングを巻き起こしたのは、今回が初登場の札幌出身の4ピースラウドロックバンド、NOISEMAKER。ライヴの定番曲であり、アンセム感たっぷりのこの曲でまずはフロアの温度を上げ、一体感を生み出していく。YU-KI(Ba)はダイナミックにステージ上を回転しながらプレイし、HIDE(Gt)のギターはノイジーでメタリックなリフで攻める。フロントの3人が自由に暴れまわれるように、どっしりとした土台を作り上げるUTA(Dr)のドラム。4人のアンサンブルは抜群だ。

昂揚感のあるシンガロングとサウンドで観客を掴んだところで、続いての“Her Diamond”では一気にスピードを上げて観客にステップを踏ませ、ジャンプさせる。パワフルでエモーショナルな歌を響かせながら、「幕張、最高じゃねえか」「ジャンプ!」「歌え!」「(みんな)見えてるぞ!」とAGは観客をエネルギッシュに煽って、攻撃的なへヴィ・サウンドの“DRIFTING CLOUDS”で観客をガンガンとジャンプさせていった。

「NOISEMAKERです。まずはじめに、観にきてくれてほんとにありがとうございます。リハやってる時は、“ああやっぱり、初参戦だから(お客さんは)こんなもんかな”と思って、これを目に焼き付けて頑張ろうと思ったんですけど、こんなに来てくれるとは思いませんでした。ありがとうございます」とAG。いつのまにか、MOON STAGEにはたくさんの人が詰めかけている。そんな観客に、「俺らのライヴは、一緒にジャンプして、歌詞をまちがってもいいので、歌ってくれればそれでいいので。楽しんでいってください」と伝える。そして披露したのは、1月19日リリースの“Butterfly”。この日がライヴ初披露となった新曲は、グッとくる泣きのメロディと、力強いダンサブルなビートとノイジーなサウンドで大きな盛り上がりを生んだ。

後半は、メタリックなギターリフとヘヴィなドラム&ベースでヘッドバングさせる“THE NEW ERA”から、ジャンプとシンガロングで大きなうねりを起こす“SOMEBODY WANTS DAYS YOU CLOSE ”へという、超重量級の躍動的な2曲をお見舞いしてMOON STAGEを汗だくにしたNOISEMAKER。初登場のステージを、思い切り高いジャンプをして締めくくった。(吉羽さおり)

この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!

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NOISEMAKER

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