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GALAXY STAGE18:30

無敵のバンドアンサンブルについてこい!

サウンドチェックからガッツリ演奏する気合い十分のWHITE ASHがGALAXY STAGEへ登場だ! 「じゃあ6:30からGALAXY STAGE・WHITE ASH、よろしくお願いします!」と一旦捌け、定刻になると手を高く挙げながら、のび太(VOCAL & GUITAR)、山さん(GUITAR)、剛(DRUMS)、彩(BASS)が登場。そのまま最新シングル曲“Insight”へと続けると、ドラマティックなサビにあわせて、オーディエンスが高く手を突き上げ、GALAXY STAGEの温度は急上昇! そして、イントロで大きな歓声が上がった“Crowds”、剛の轟くようなドラムとギターリフ、彩のぶっといベースラインが焦燥感を掻き立てる“Number Ninety Nine”と続け、序盤から漆黒の分厚いサウンドを響かせていく。

挨拶を挟み、「今日は2015年最後の日ということで、今日は僕らと一緒に汗だく納めをしましょう!」(のび太)という言葉を合図に中盤戦はスタート。叙情的なギターが煽動する“Kiddie”、のび太がハンドマイクに持ち替え、ステージの左右を行き来しながら身体をくねらせて歌う“Paranoia”とインディーズ時代の楽曲を畳み掛ける。「もっとお祭り騒ぎしようぜ!」(のび太)と煽ると、“Pretty Killer Tune”では、GALAXY STAGEを埋め尽くしたオーディエンスが大シンガロングとコール&レスポンスで応える。無敵のバンドアンサンブルに、狂騒はとどまるところを知らない。

2回目のMCでは、2015年を振り返り、2016年は今年以上にガンガンいこうと思っていると語り、3月にニューアルバムをリリースしツアーを行うこともアナウンス。そして、「1日早いですけど、お年玉として新しいアルバムの中から2曲お届けしたいと思います!」(のび太)とニューアルバム『SPADE 3』のリード曲“Spade Three”、そして“Blaze”を披露するという嬉しいサプライズも。ソリッドなサウンドに磨きがかかり、エモーションがほとばしる。そのテンションのままラストの“Stranger”まで一気に駆け抜ける躍動感溢れるステージに、WHITE ASHの2016年に期待は膨らむ一方! でも、最後にのび太が笑顔で「またね!」と大きく手を振るなど、ところどころでいつもの人懐っこさも滲ませるのもまた魅力的なのだった。(岡崎咲子)

この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!

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WHITE ASH

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