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ASTRO ARENA13:00

6色の声から生まれた温かいハーモニー

女子中高生によって結成されたヴォーカルグループLittle Glee Monster。今年は全国ワンマンツアーを大成功させるなど、大躍進の年となった。集まった観客の期待も非常に大きい。ステージに現れた芹奈、アサヒ、麻珠、MAYU、かれん、manakaを大歓迎の声が包んだ。色違いのヘッドフォンを首にかけているのが可愛らしい。6人がハーモニーを響かせてスタートした1曲目“放課後ハイファイブ”。バックバンドの演奏を感じつつ身体を揺らし、歌声を届ける彼女たちの姿を見つめながら、観客もニコニコしながら手拍子で応えていた。

力強いメッセージを込めながら歌い上げた“人生は一度きり”のあと、最初のインターバル。「よろしくお願いしまーす。2015年最後のライヴは、なんとCOUNTDOWN JAPANです。今日は精一杯盛り上げたいと思います!」。元気な挨拶を経て、アカペラによる“第九メドレー”へ。ベートーヴェン『交響曲第九番』の“歓喜の歌”のメロディをバックにしながら、“Jupiter”“世界に一つだけの花”“Let It Go~ありのままで~”などが一気に届けられる。6人のコンビネーションの良さを堪能させられる1曲となっていた。

再びバンドの演奏が加わった後半戦は“小さな恋が、終わった”からスタート。切なさと狂おしさの間を行き来するドラマチックな展開が素敵であった。そして、「盛り上がる準備はできてますか? 声出す準備できてますか?」と呼びかけて突入した“SAY!!!”では、観客が掲げたタオルを回転させながら大盛り上がり。ラストを飾った“好きだ。”では、6人が振り付きで踊りながら、実に楽しそうに歌っていた。そのキラキラしたオーラが、ステージを見守る人々にも自ずと伝わり、ハンドクラップの音が高まっていく。「来年はアルバムとツアーがあるので、よろしくお願いします! 良いお年を~!」と言って去っていった彼女たちを力強い拍手が見送った。(田中大)

この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!

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Little Glee Monster

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