
SEとともにハンズクラップが巻き起こり、三原康司(Ba./Cho.)、三原健司(Vo./Gt.)、赤頭隆児(Gt.)の3人がステージに登場するとフロアからは拍手が巻き起こる。健司がゆっくり手を挙げて「フレデリックです。よろしく!」と挨拶し、あのイントロのギターリフが流れてきた途端、早速COSMO STAGEが揺れる、揺れる、揺れる! そう、一曲目はみんなが待っていた“オドループ”だ! リズミカルな歌詞とメロディーのループは癖になりそうな気持ちよさ。さらに、「踊ってない夜を知らない幕張」と歌詞を変えたり、全員息もピッタリなハンズクラップが巻き起こったり、サビの大シンガロングが巻き起こったりと、これで踊れないわけがない!と言わんばかりに、COSMO STAGEに集まったオーディエンスが踊り狂う様は痛快だ。三原兄弟の息のあったコーラスワーク、健司の身振り手振りを交えたパフォーマンスと冷静さと情熱が共存した歌声、赤頭のダイナミックなギター、康司の変幻自在のベースラインなど、フロアに放たれるすべての要素がオーディエンスのエネルギーとなり、盛り上がりは天井知らず。その後も3人でギターとベースのネックを左右に振って息のあったと一面をみせた“DNAです”、「COUNTDOWN JAPAN、踊りましょうか?」(康司)と煽った“プロレスごっこのフラフープ”と続け、COSMO STAGEにフレデリックのダンスロックを充満させていく。



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