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COSMO STAGE13:00

これぞ「7年目」の貫禄、年忘れのロックンロールパーティ!

サウンドチェックでグリーン・デイの“バスケット・ケース”をさらりとカヴァーして、みるみるCOSMO STAGEへと人を呼び寄せたOKAMOTO'S。COUNTDOWN JAPANには7年連続の出演だ。オカモトショウ(Vox)が「あとですぐ出てくるからね、よろしく!」と言って一度ハケたあと、勢いよくステージに戻ってきた彼らは“Dance With You”から、ギュウギュウのCOSMO STAGEを至福のロックンロールパーティへと誘った。

「どうも! OKAMOTO'Sです。今日は最後の最後まで踊りまくろうぜ」(ショウ)と、今年リリースの最新アルバム『OPERA』からのナンバーを立て続けに披露。オカモトコウキ(Gtr)、ハマ・オカモト(B)、オカモトレイジ(Drs)の3人が、キレのあるダンサブルなビートを刻んだ“アップサイドダウン”では、鋭い目つきで2本のマイクを口元へとあてがい、エフェクトをかけた歌声で、早口に捲し立てたショウの姿もかっこいい。

そして、「OK! 今夜~、俺と一緒に踊って行ってくれないか~?」と、マラカスを手に持ったショウが悪戯っぽい笑顔を見せながら歌い出した“Beek”では、ステージを妖しげな色合いにライトアップ。ぐっとグルーヴィーな演奏で踊らせる。「ヘイヘイ! COUNTDOWN JAPAN、いま何時だ? 13時。普段だったら、学校とか仕事とか、そんな時間だ。ぶっとんだダンスを見せてくれー!」(ショウ)と、すでに完全に出来上がった空気感のフロアに向かって、さらに挑発的な煽りを見せると、強烈なブギーで踊らせる“まじないの唄”へ。時おりビジョンに、ハマとコウキが演奏をする手元の映像が映し出されると、そのスーパープレイに大きな歓声が湧き起こる場面が何度もあった。

バンドの演奏にのせてショウのリーダーシップが発揮されたコール&レスポンスでは「2015年!」「バイバーイ!」……まで言ったはいいが、「まだ30日かっ!」ということで、「明けましておめでとー」「って明日言おう」と、笑いの絶えない楽しい内容。さらに、「みんな本気出してないでしょ? ここに来たからには遊びまくってもらうぞー!」と叫んで突入したラスト2曲“SEXY BODY”と“JOY JOY JOY”では、フロアに集まったお客さん全員を巻き込んで、声を出し、飛び跳ねて、汗を流した。OKAMOTO'Sのライヴは決して誰ひとりとして置き去りしない。7年目の貫禄すら感じるステージだった。(秦理絵)

この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!

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OKAMOTO'S

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