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ASTRO ARENA22:25

踊る喜びがあふれる新感覚サウンド、華麗に降臨!

シンガーソングライターのMinami、ラッパー/トラックメイカーのStaxx TによるユニットCREAM。EDMやヒップホップの要素を反映したオリジナル曲やライヴ映像の他、洋邦楽のカヴァーも動画サイトの公式チャンネルに投稿して人気を高めてきた彼らが、ASTRO ARENAにやってきた。

サウンドチェックで久保田利伸の“ LA・LA・LA LOVE SONG”のカヴァーを披露してフライング気味に盛り上げたあと、いよいよ本番へ。躍動するトラックに包まれながら、MinamiとStaxx Tの歌声がスリリングに交わされていく。“Shooting Star”では、瑞々しいサウンドに誘われて、フロアにダンスの輪がどんどん広がっていった。

「2015年最後のライヴをここでできて嬉しいです。11月に出したシングル歌っていいですか?」とMinamiが観客に問いかけて“54321”。スウィートなメロディをじっくりと堪能させてくれた。実に楽しそうに歌うふたりの姿も、観客のダンス衝動を自ずと煽っている。そして、再び迎えたインターバル。「楽しんでますか? 2016年の2月3日に、2年ぶりにアルバムをリリースします。そこから本邦初公開の曲を歌いたいのですが」とStaxx Tが言い、届けられた新曲“CHANGE”。クラブミュージックのエッセンスを下地にしつつ、キャッチーで親しみやすいメロディを届けるCREAMの魅力が伸び伸びと発揮されていた。

アリアナ・グランデのカヴァー“Break Free”、オリジナル曲の“KISSING(Flip Side)”も立て続けに届けたあと、いよいよ最後の曲となった。「2016年もよろしくお願いします」と皆に呼びかけてからスタートさせた“Nobody”。妖艶なビートが快感。掲げた腕を穏やかに揺らす人々の表情が幸せそう。幅広い音楽ファンを踊る喜びに酔いしれさせたCREAM。2016年のさらなる活躍を確信させられた。(田中大)

この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!

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Cream

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