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COSMO STAGE24:45

新年一発目! サル年! KNOCK OUT MONKEYの出番だ!

年が明けて一発目のCOSMO STAGEのアクトは、申年の今年にふさわしいバンドKNOCK OUT MONKEY。サルのかぶりものをして登場したフロントマンw-shun(Vocal, Guitar)だったが、「今年は俺らの年じゃないよ。俺らと君らの年にしていこうぜ! あ、そ、べー!!」と声を張り上げて、晴れやかなミクスチャーロック“Wonderful Life”で、のっけから観客を暴れさせる。ナオミチ(Drums)と亜太(Bass)による強靭なビートにフロアではぐるぐるとタオルが回って、しなやかなリフやソロを響かせるdEnkA(Guitar)のギターに頭を振る。2016年も、アグレッシヴだ。
正月らしく鏡餅を手に持ったw-shunが「あけましておめでとうございます、KNOCK OUT MONKEYです。ここに集まった人たちと全力で、とんでもない元旦にしていきたいんで、一緒に遊んでください」というと、“How long?”へ。亜太のヘヴィなベースが先導する超重量級のラウドサウンドが、COSMO STAGEを圧していく。破壊力満点のエネルギーを、続く曲“GOAL”ではスピードに変えて、パワフルにフロアを駆け抜ける。1月6日にリリースされるミニアルバム『RAISE A FIST』からの新曲となる“GOAL”。爽快なドライヴ感は、ライヴにぴったりだ。

「うしろまでよく見えてます。遊んでますか」とビートにのせてラップ調で語りかけ、ファンキーな“実りある日々”で気持ちよく躍らせた後は、間髪入れずに“Paint it Out!!!!”の骨太なロックチューンで、再びシンガロングを巻き起こす。間奏パートでは、「COUNTDOWN JAPANも毎年ありがとうございます。しかも今年は、縁起ものだから(2016年)一発目にやりましょうよって言ってくれて」とw-shun。その期待にばっちり応える、エネルギッシュなバンドアンサンブルに、フロアはハンドウェーブが起き、声を張り上げて歌を歌う。まだまだ元気いっぱいのCOSMO STAGEに、ラストに放ったのは“JET”。ここからまた、前を向いて迷うことなく突き進んでいく、そんな思いを重厚な音に乗せて高く高く飛ばしていく。w-shunはステージを転げるようにしてギターを奏で、「申年! 今年もよろしくお願いします」と最高の笑顔で2016年最初のライヴを締めくくった。(吉羽さおり)

この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!

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KNOCK OUT MONKEY

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