COUNTDOWN JAPAN 15/16、COSMO STAGEも残すところ2アクトとなった。まだまだ踊り足りないオーディエンスに狂騒をブチかますのは、7年ぶりの登場となる5人組・ALL OFFだ! 登場するや否や、ステージギリギリまで出てハンズクラップを促すと、「新年一発目、ALL OFFはじめるぞ!」(so-hey(Vocal))とメジャーシングル曲であり、TVアニメ『へヴィーオブジェクト』の主題歌である“One More Chance!!”を投下! so-heyのハイトーンヴォイス、Otsuki(Drums)の轟くようなドラム、Kossy(Bass)の骨太なベース、Yukio(Guitar)とGaku (Guitar)のうねりをあげるツインギターと超絶プレイが炸裂し、圧巻のグルーヴと突き抜けるようなメロディに、ヘドバンの嵐が巻き起こる。エモーショナルでヘヴィなサウンドから一転、“Party Anthem”ではエレクトロサウンドをきらめかせ、彼らの幅広い音楽性を見せつけた。
MCではso-heyが「いいバンドいっぱい観て、最後こんなジャンクフードみたいなバンドが出てきて本当にごめんなさい(笑)」など自虐混じりの笑いを巻き起こしたり、COUNTDOWN JAPANに4日間参戦して、みんなと同じように観ることができるバンドは全部観たことを話し、「俺はそれほどこのステージを待ちわびていたし、お前らを楽しませるためなら何でもやる!」と饒舌に熱っぽく語るMCがオーディエンスとの距離をぐいぐいと縮めていく。高揚感溢れるサウンドの“Yeah!!”では大ジャンプやタオルを回したり、大シンガロングが起こった“Just Tonight”で踊りまくったりと、盛り上がり必至のパーティーチューンの連打に、この熱狂と興奮を身体に刻もうとオーディエンスたちも大忙し! 初見の人も誰ひとり置いていかない。いま、この場所だからこそできる至福の空間を生み出していく。
最後のMCでは、7年前のCOUNTDOWN JAPAN出演時に苦い思い出と現実に直面したこと、特別なものがない自分たちがどうやったらこの場に戻ってこれるかを考えていたことなどを話し、「俺らは普通の奴らの代表として、特別なものを持っていない奴らがどうやったら上にのしあがれるかを、この先の人生をかけて証明してみせるので、よかったらついてきてください」と“My Life”へと繋げる。このステージでやることを心待ちにしていたという日々の諦念や苦しみを、笑顔に変えるエネルギーに満ちたこの曲が希望の光のように降り注いだ、ドラマティックなラストだった。(岡崎咲子)
MCではso-heyが「いいバンドいっぱい観て、最後こんなジャンクフードみたいなバンドが出てきて本当にごめんなさい(笑)」など自虐混じりの笑いを巻き起こしたり、COUNTDOWN JAPANに4日間参戦して、みんなと同じように観ることができるバンドは全部観たことを話し、「俺はそれほどこのステージを待ちわびていたし、お前らを楽しませるためなら何でもやる!」と饒舌に熱っぽく語るMCがオーディエンスとの距離をぐいぐいと縮めていく。高揚感溢れるサウンドの“Yeah!!”では大ジャンプやタオルを回したり、大シンガロングが起こった“Just Tonight”で踊りまくったりと、盛り上がり必至のパーティーチューンの連打に、この熱狂と興奮を身体に刻もうとオーディエンスたちも大忙し! 初見の人も誰ひとり置いていかない。いま、この場所だからこそできる至福の空間を生み出していく。
最後のMCでは、7年前のCOUNTDOWN JAPAN出演時に苦い思い出と現実に直面したこと、特別なものがない自分たちがどうやったらこの場に戻ってこれるかを考えていたことなどを話し、「俺らは普通の奴らの代表として、特別なものを持っていない奴らがどうやったら上にのしあがれるかを、この先の人生をかけて証明してみせるので、よかったらついてきてください」と“My Life”へと繋げる。このステージでやることを心待ちにしていたという日々の諦念や苦しみを、笑顔に変えるエネルギーに満ちたこの曲が希望の光のように降り注いだ、ドラマティックなラストだった。(岡崎咲子)
この4日間のすべてを詰め込んだ別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 各アクトのセットリスト、厳選ライヴ写真を掲載した永久保存版の一冊!
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