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EARTH STAGE18:15

心も身体も完全燃焼、オオカミたちの大掃除!

SEが華々しく流れ、ステージに現れたTokyo Tanaka(Vo)、Spear Rib(Drums)、Jean-Ken Johnny(Gt, Vo, Raps)、DJ Santa Monica(Djs, Sampling)、Kamikaze Boy(Bass, Cho)。ライトに照らされた5匹の雄姿を見ると、やっぱりテンションが上がる。爪をガウガウと立てながら彼らが煽ると、ものすごい歓声が起こった。そして、1曲目“Get Off of My Way”がスタート。周囲一帯の空気がピリリと震えて一転したあの感触は、何とも言えないものがあった。続いて“Raise your flag”。腕を掲げて歌う人々の大合唱がドラマチックだった。

「改メマシテMAN WITH A MISSIONト申シマス。年末デゴザイマスネ。楽シンデマスカ? 本日ハ人間界デ言ウトコロノ大掃除。ミナサンヲケチョンケチョンニ掃除シテ帰リマスノデ」とJean-Ken Johnnyが挑発してスタートした“フォーカスライト”。瑞々しいメロディが胸に沁みる。そして、火柱がたくさん上がるステージに負けないくらい熱い大合唱が起こった“ Emotions”。皆の理性を完全に奪っている威力を肌でまざまざと感じた“database”……手加減なしの連発を浴びて、当然ながら観客はすっかり汗だく。しかし、とても爽やかな昂揚感が漂っていた。

「来年、2月10日ニ新シイアルバムヲリリースサセテ頂キマス。早ク聴カセタクテウズウズシテマス。来年モ何卒ヨロシクオ願イシマス。ニューアルバムニモ収録サレテマス」という言葉を添えて披露された”Memories”。ステージに大量の白い雪が降り注ぐ演出が、とても美しかった。時折、手拍子しつつも、じっくりとメロディに耳を傾けていた観客。そして、“ evils fall””Take What U Want””DANCE EVERYBODY”が一気に駆け抜けるメドレーが、再び皆を全力で踊らせたのであった。

「本日ハデスネ、数アルステージノ中デ狼タチトノ時間ヲ分カチ合ッテクダサッテ、アリガトウゴザイマス。1年間、アナタタチノオカゲデ超楽シイ1年デシタ。MAN WITH A MISSIONデシタ。アリガトウゴザイマシタ!」というMCを経て、ラストに届けられたのは“FLY AGAIN”。スタート早々から起こった手拍子とタテノリのダンスが超常現象級。サビでは、誰も彼もが幕張メッセの天井に届きそうな勢いで両腕を突き上げて大合唱。来年もMAN WITH A MISSIONが大活躍してくれることを確信させられる圧倒的なクライマックスとなった。(田中大)

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MAN WITH A MISSION

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