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LAKE STAGE 12:50

爆笑20%、感動80%、プラス興奮100%

昨年末のCOUNTDOWN JAPANでは日本エレキテル連合の朱美ちゃん、1年前のROCK IN JAPAN FESTIVALでは白鳥、その前の冬はあまちゃん……と、夏冬通して「全アクト中もっとも卑怯な登場をする男」(注:誉めてます)・たなしん(Ba/Cho)、今回は黒ビキニ一丁で「とにかく明るいたなしん」! まずはステージ中央にて全裸ポーズをキメる。わはははは! 唯一残念なのは、本家安村と比べると、人に見せる価値のある整った裸身であること(残念か?)。
そしておなじみ「3、2、1、ファイヤー!」の大コールと共にSEがスタートしてメンバーも登場。1曲目、“未来へのスパイラル”が始まるや否や、金廣 真悟(Vo/Gt)が歌うより先にオーディエンスが鳥肌モンの大シンガロング。大笑いさせたり感動させたり、しょっぱなから忙しいことこの上ない。続く“キャッチアンドリリース”でも、「♪イェイイェーィ」のシンガロング、止まらず。




「グッドモーニングアメリカです! 今年もこのLAKE STAGEに帰ってくることができました! 憧れのLAKE STAGEに立ててるのはみんなのおかげです!」という渡邊 幸一(Gt/Cho)のあいさつに続き、金廣が歌詞の説明をした上で6月にリリースしたシングルの表題曲“コピペ”へ。金廣が指導した《コピペパピプペポ/Bee-po!! Bee-po!!/コピペパピプペポ/Peopleパーよ》以外の箇所でもシンガロングが起き、続く“拝啓、ツラツストラ”でもシンガロング……というか、「みんなで歌えば歌うほど名曲になる」アンセムだらけなんだった、そもそもこのバンド。次の“イチ、ニッ、サンでジャンプ”で、文字通りオーディエンスを盛大にジャンプさせる。ペギ(Dr/Cho)の叩き出すビートの心地よさが際立った瞬間だった。
「今はこうしてフェスに呼んでもらえてるけど、かつては誰も呼んでくれなかった、その頃の自分の無念さとどうしようもなさをひとつひとつ乗り越えてきた、そしたらいつの間にかここに立っていた」──という話から11月27日の初の日本武道館への思いを語った金廣、「それでは、未来の自分たちへ向けて」と、8月12日リリースのニューシングルから“ハローハローハロー”を歌い始める。すごいテンションとせつなさが同居するメロディが、どこまでも届いていく。ラストはみんなが待っていたこの曲、“空ばかり見ていた”。この日いちばんの大シンガロングがLAKEエリアを満たした。(兵庫慎司)




この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

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