レポート一覧

WING TENT 17:00

初登場! 「好き」を叶える女子はこんなにも輝く

読者モデルとして高い人気があり、今年4月には中田ヤスタカプロデュースで歌手デビューした三戸なつめがROCK IN JAPAN FESTIVALに初登場。たったひとりで登場した彼女はアコースティックギターが大きく見えるほど小柄で、白いTシャツ(自身の似顔絵がプリントされている)に赤いハーフパンツという装いだ。「みなさんこんにちは、三戸なつめです!」と甲高い声で元気いっぱいに挨拶してスタート。天真爛漫な歌声がキュートに弾ける。ハンドクラップを促したり、ピョンピョン飛び跳ねる彼女の笑顔はキラキラと輝いていて、何だかこっちまで自然と笑みがこぼれてしまう。「みなさん、ロッキン楽しんでますかー!? おおーっ、いいですね! 今日初めてウチのことを知ってくれた、観てくれたっていう人も、いつも来てくれている人も最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いします!」。挨拶代わりのMCを挟み、“雲のボート”ではオーディエンスによるハンドウェーブがWING TENTを彩った。




新曲“わたしをフェスに連れてって”に備えて真っ赤なハッピを羽織る三戸。そして「カップルで来てるって人いますか? そんな人たちにも勇気を与えられる曲になっていますし、みんなで手を上げて盛り上がれる曲になってます!」と突入した同曲ではハンドマイクに持ち替えた三戸がステージ上を動き回り、扇子を手にしたお面姿のダンサー×4も登場。歌詞はいわゆる音楽フェスに関するものだが、和を感じさせる音が取り入れられていたり、みんなで阿波踊りをするパートがあったり……と、なかなか面白い曲である。オーディエンスに水分補給を促しながらもペットボトルを掲げさせみんなで乾杯する――というオリジナリティ溢れる場面を経てMC。周囲からずっと「変だね」と言われてきた自分の前髪が曲になったこと、好きなことを貫いていたら「歌手になる」という夢が叶ったことの感慨を語りながら、彼女の自己紹介チューン“前髪切りすぎた”へ。三戸と同じ服装にチェンジしたお面ダンサーを従えて大団円を迎えたのだった。(蜂須賀ちなみ)



この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

  • ツイート
  • Facebookでシェア
  • LINEで送る

RO69アーティスト情報

三戸なつめ
クイックレポート更新情報もツイート中!