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WING TENT 11:10

WING TENTを灼熱に染める全身全霊のシャウト!

日差しも強さを増してきたROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015、2日目。WING TENTに登場したのは小林太郎だ。定刻通りステージに登場すると、フライングVを手に取り、挨拶がてら「朝早くのWINGですが、ROCK IN JAPAN……おはようございまーーーーす!」という、WING TENTを突き抜けるような長ーいシャウトにフロアは一気にヒートアップ! ライヴ前半は、“Baby's got my blue jean's on”“飽和”の重低音の効いたソリッドなギターサウンドでヴォルテージを一気に上げ、WING TENTにロックンロールの嵐が巻き起こる。文句なしのかっこよさである。ROCK IN JAPAN FESTIVAL4年連続出場ということだけあって、要所要所でハンズクラップを促したりと、オーディエンスとのコミュニケーションもバッチリだ。




「ロッキング・オン・ジャパン、呼んでくれてありがとう! 今日も1日楽しんでいってください!」という短いMCを挟み、ヴォルテージを下げぬまま中盤戦へと突入。小林が「一番激しい曲」と言っていた“輪舞曲”で盛り上がりが最高潮に達したかと思えば、「涼しめな曲を」と“フレンチ”へと続けたりと、緩急のついたセットリストが会場にさらにエモーショナルな熱を与えていく。楽曲の幅広さと柔軟性、そして、時にやさしく、時に強く、時に妖艶に、小林太郎の持つ歌の強さを堪能できた。 「このあとのことも考えると暴れづらいとは思うんですけど、このあと2曲なんで、僕としては暴れていってほしいと思います。あと2曲いけますか?」という掛け声にオーディエンスも額に汗を流しながら全力で拳を突き上げる。最後は、今年2月にリリースされた3rd EP『DOWNBEAT』に収録されている“Damn”のダンスビートでオーディエンスをこれでもかと踊らせて、小林はステージを下りたのであった。(岡崎咲子)



この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

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小林太郎
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