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PARK STAGE 12:50

ひたちなかにLiSA参上! 「大好き」を全力で届ける熱狂のステージ

単独では初出演だったCOUNTDOWN JAPAN 14/15に続いて、この夏はROCK IN JAPAN FESTIVALにもLiSA参上! 定刻になると、ギター×2/ベース/ドラム/キーボードという構成のサポートバンド「らーメンズ」がスタンバイ。セッションが行われるなか登場したLiSAはピースサインを掲げる。1曲目は“Rally Go Round”だ。ステージの端から端まで歩き回りながら、オーディエンスと視線を合わせるようにして歌うLiSA。ハンドクラップをしたり「オイ! オイ!」と拳を突き上げるオーディエンスの熱量も凄まじいが、それでも彼女は「まだ足りない」と言わんばかりに全身を目一杯使って煽り倒す。こうして早々に熱狂に満ちるPARK STAGEであった。




フィールドを一通り見渡してから「すごい!」と満面の笑みを浮かべるLiSA。「私はここで以前、赤い公園さんを観ました。LAKE STAGEでトータス松本さんを観たり、あとベビメタさんも観ました。大好きな音楽が溢れるこの場所でステージに立てて嬉しいです。だから私も大好きな音楽を歌っていこうと思います」。そして「飛ばしていくよ」という囁きを合図に、“L.Miranic”“Empty MERMAiD”へ。この“Empty MERMAiD”、リリース前の新曲にも関わらず特に曲紹介もなかったのだが、そんなのお構いなし。頭を振り乱しながら声を張り上げる渾身のパフォーマンスに、会場は大きな盛り上がりを見せていた。サビの振り付けも楽しい“say my nameの片想い”のようにキュートな側面と、“ROCK-mode”のようにエッジの効いたロックな側面の、両方を惜しみなく発揮するステージ。この、好きなものを全部乗せしてしまうやんちゃさと、全部しっかり体現してみせる強靭な意志こそが彼女の魅力である。「初めてのJAPAN最高でした! ありがとう!」とラストは“BRiGHT FLiGHT”。《澄みきった大空一気にフライト》とこの日のロケーションにピッタリなフレーズが、オーディエンスが一斉に掲げたピースサインともに燦々と輝いた。(蜂須賀ちなみ)


この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

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