PARK STAGE・3日目、忘れらんねえよに続いてはavengers in sci-fiが登場! いきなり“Yang 2”であたり一面をバンドアンサンブルと電子音が壮大に渦巻くロック&ダンスの宇宙へと塗り替え、木幡太郎(guitar/vocal/synthesizer)、稲見喜彦( bass/vocal/synthesizer )、長谷川正法( drums/chorus )のコーラスワークがオーディエンスを胸のすくような高揚感と歓喜で包み込んでみせる。そこからさらに前作アルバム『Disc 4 The Seasons』の流れそのままに“Psycho Monday”へと流れ込み、タイト&アグレッシヴなビート感でもってひたちなかの陽光と海風を爽快に切り裂いていく。木幡のスクラッチをきっかけに、最新アルバム『Unknown Tokyo Blues』から響かせたのは“Tokyo Techtonix”。鳴る場所すべてを近未来的なハイパー感に包む楽曲世界が、ファンキーなリズムとともにPARK STAGEの観客を腰からぐいぐい揺らし、快楽の異世界へと導いていく。
「avengers in sci-fiです。よろしく!」(稲見)、「9月4日に新宿LOFTで『Unknown Tokyo』ってイベントやるんで。今日は最後までROCK IN JAPAN楽しんで!」(木幡)という短いMCを挟んで、珠玉のダンスアンセム“Sonic Fireworks”炸裂! 夏空にでっかく音の銀河を描き上げるような壮麗なサウンドスケープが、PARK STAGE一面に軽快なジャンプを呼び起こしていく。終盤は再び『Unknown Tokyo Blues』の世界へ突入、“Riders In The Rain”のハイブリッドなリズムとともにエモーショナルな風景を編み上げてみせる。3人で構築する緻密で壮大な音像越しに、「宇宙の一部としての『今、ここ』」を途方もないスケール感のドラマとロマンをもって描くアベンズの音楽の真髄が、この最高の舞台で目映く花開き、オーディエンスの情熱をダイレクトに揺さぶっていく。
木幡のロックンロールなギターフレーズに続けて鳴り渡ったこの日のラストナンバーは、3人の野性をクールなダンスビートの中に解き放つ“Citizen Song”。《IDなど要らないよ/宇宙へと帰ろうよ/道などない道も/離れ雲がナビだよ》と歌い上げる木幡&稲見の歌声が、フィールドを痺れるような悦楽と熱いダンスの彼方へと誘って……終了。「ありがとう、また会いましょう!」と舞台を後にする3人に、惜しみない拍手喝采が広がった。(高橋智樹)
「avengers in sci-fiです。よろしく!」(稲見)、「9月4日に新宿LOFTで『Unknown Tokyo』ってイベントやるんで。今日は最後までROCK IN JAPAN楽しんで!」(木幡)という短いMCを挟んで、珠玉のダンスアンセム“Sonic Fireworks”炸裂! 夏空にでっかく音の銀河を描き上げるような壮麗なサウンドスケープが、PARK STAGE一面に軽快なジャンプを呼び起こしていく。終盤は再び『Unknown Tokyo Blues』の世界へ突入、“Riders In The Rain”のハイブリッドなリズムとともにエモーショナルな風景を編み上げてみせる。3人で構築する緻密で壮大な音像越しに、「宇宙の一部としての『今、ここ』」を途方もないスケール感のドラマとロマンをもって描くアベンズの音楽の真髄が、この最高の舞台で目映く花開き、オーディエンスの情熱をダイレクトに揺さぶっていく。
木幡のロックンロールなギターフレーズに続けて鳴り渡ったこの日のラストナンバーは、3人の野性をクールなダンスビートの中に解き放つ“Citizen Song”。《IDなど要らないよ/宇宙へと帰ろうよ/道などない道も/離れ雲がナビだよ》と歌い上げる木幡&稲見の歌声が、フィールドを痺れるような悦楽と熱いダンスの彼方へと誘って……終了。「ありがとう、また会いましょう!」と舞台を後にする3人に、惜しみない拍手喝采が広がった。(高橋智樹)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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avengers in sci-fi