2日目最初のバンドアクトとしてBUZZ STAGEに立つのは、Suck a Stew Dry。ドリーミーなエレクトロニカのSEにのって登場した、シノヤマコウセイ(Vo,G)、ハジオキクチ(G,Cho)、フセタツアキ(G,Cho)、スダユウキ(B)、イタバシヒロチカ(Dr)の5人が揃って迫力の音出しを一発放つと、シノヤマが軽く挨拶してすぐさま1曲目“僕らの自分戦争”が始まる。ナイーヴな詩情とメロディ、シノヤマの少年性のある声はSuck a Stew Dryの大切な魅力だが、バンドの音がギュッと密になって推進力をもたらすダイナミックな演奏に、思わず仰け反ってしまう。
集まったオーディエンスも自然と惹きつけられて手を打ち鳴らしているなか、今度はフセが熱を帯びたトーンで改めて挨拶。続いては、スダのベースイントロがブンブンと唸りを上げる“カタカナトーク”だ。演奏でガンガン湧かせて、フセが叫ぶように「ROCK IN JAPAN!!」コールを促し、「この高まるヴォルテージを抑えず、2日前に(配信)リリースしたSuck a Stew Dryの曲を聴いてください!」と“エヴリ”に繋いでゆく。ちょうど今日、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015から、ライヴ会場限定シングルCD『エヴリ/水曜日の出来事』としても販売されている。エモーショナルなメロディが、転調によって更に深い印象を残すナンバーだ。
そして“空想少女リリー”を披露すると、「熱中症対策できるかーっ!?」と彼自身がのぼせそうな勢いで告げるフセ。『エヴリ/水曜日の出来事』について「日本で一番、Suck a Stew Dryのお客さんが集まる会場がROCK IN JAPANなんで、買ってくれる人!!」とユーモラスに呼び掛けている。一方シノヤマは、ふとしたことで出会った人とすれ違ってしまったり、離れてしまったりするという経験を語りながら、「でも、生きていたらいつか気が変わって、また会えるのかもしれないなと思って。だからここにいる人も、生きて、また会いましょう」と、繊細だが強い意志を見せて、この日最後のナンバー“遺失物取扱所”を歌った。Suck a Stew Dryの最新ミニアルバム『Wake me up!』は、9/9にリリース予定。ぜひ注目して欲しい。(小池宏和)
集まったオーディエンスも自然と惹きつけられて手を打ち鳴らしているなか、今度はフセが熱を帯びたトーンで改めて挨拶。続いては、スダのベースイントロがブンブンと唸りを上げる“カタカナトーク”だ。演奏でガンガン湧かせて、フセが叫ぶように「ROCK IN JAPAN!!」コールを促し、「この高まるヴォルテージを抑えず、2日前に(配信)リリースしたSuck a Stew Dryの曲を聴いてください!」と“エヴリ”に繋いでゆく。ちょうど今日、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015から、ライヴ会場限定シングルCD『エヴリ/水曜日の出来事』としても販売されている。エモーショナルなメロディが、転調によって更に深い印象を残すナンバーだ。
そして“空想少女リリー”を披露すると、「熱中症対策できるかーっ!?」と彼自身がのぼせそうな勢いで告げるフセ。『エヴリ/水曜日の出来事』について「日本で一番、Suck a Stew Dryのお客さんが集まる会場がROCK IN JAPANなんで、買ってくれる人!!」とユーモラスに呼び掛けている。一方シノヤマは、ふとしたことで出会った人とすれ違ってしまったり、離れてしまったりするという経験を語りながら、「でも、生きていたらいつか気が変わって、また会えるのかもしれないなと思って。だからここにいる人も、生きて、また会いましょう」と、繊細だが強い意志を見せて、この日最後のナンバー“遺失物取扱所”を歌った。Suck a Stew Dryの最新ミニアルバム『Wake me up!』は、9/9にリリース予定。ぜひ注目して欲しい。(小池宏和)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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