一昨年、RO69JACK 2014で優勝してROCK IN JAPANに初出場、昨年もWING TENTに出演したクリエイティヴエンターテインメント集団・魔法少女になり隊、通称ましょ隊。以降、1stミニアルバム『冒険の書1』をリリースしたり、私立恵比寿中学に楽曲提供したり、「SXSW 2015」に出演したり……と、あらゆる界隈でじわじわと広がりを見せている彼らが、今年はBUZZ STAGEに登場である。
SEの電子音が流れると、まずはタオルを持ったgari(VJ)が走って登場し、「ロック・イン・ジャパン楽しめ!」という叫びを合図とするように、メンバーもステージに登場。“Call me from hell”に続き、スクリーンに「ぼうけんのしょをつくる」と出ると、“冒険の書1”へ……と、別動部隊にデザイナー、フォトグラファー、メカニック、DJ、映像などの担当が名を連ねる、音楽という枠にとどまらないエンターテインメント集団ならではの演出である。火寺バジル(Vocal)のキュートなハイトーンヴォイスとgariのデスヴォイスが炸裂して恍惚感の渦となり、《魔法少女になりたい!》とシンガロングが巻き起こる様は痛快だ。ドラムレスではあるが、ウイ・ビトン(Guitar)と明治さん(Guitar)の骨太のツインギターとベース(残念ながらベースで開発者のあだるとゆうくんは休養中で、今日はサポートメンバーが参加)がバンドサウンドに説得力を与えている。ライヴ前半で空気を完全に掌握した。この巻き込み力こそがましょ隊である。
「魔法少女になり隊ができるまでの話」という映像がスクリーンに流れ、それにあわせるようにgariがパフォーマンスするという自己紹介的MCを挟み、ライヴは後半戦へ。7月にMVが公開された“ヒメサマスピリッツ”はオリエンタルなメロディとメタル、ユーロビートが融合したようなごった煮感がかえって「日本」を感じさせる楽曲。そしてアニソンのカヴァー“おジャ魔女カーニバル”ではハンズクラップが起こったかと思いきや次にはヘドバンが巻き起こる。その全速力、急展開で変化していくサウンドを、オーディエンスひとりひとりが楽しんでいるようだ。ラスト“RE-BI-TE-TO”ではみんなでヲタ芸を踊ってフィニッシュ。ものすごい熱量とスピードで駆け抜けていった。終わったあともoiコールと歓声がなかなか鳴り止まない、その光景がその快演ぶりを物語っていた。(岡崎咲子)
SEの電子音が流れると、まずはタオルを持ったgari(VJ)が走って登場し、「ロック・イン・ジャパン楽しめ!」という叫びを合図とするように、メンバーもステージに登場。“Call me from hell”に続き、スクリーンに「ぼうけんのしょをつくる」と出ると、“冒険の書1”へ……と、別動部隊にデザイナー、フォトグラファー、メカニック、DJ、映像などの担当が名を連ねる、音楽という枠にとどまらないエンターテインメント集団ならではの演出である。火寺バジル(Vocal)のキュートなハイトーンヴォイスとgariのデスヴォイスが炸裂して恍惚感の渦となり、《魔法少女になりたい!》とシンガロングが巻き起こる様は痛快だ。ドラムレスではあるが、ウイ・ビトン(Guitar)と明治さん(Guitar)の骨太のツインギターとベース(残念ながらベースで開発者のあだるとゆうくんは休養中で、今日はサポートメンバーが参加)がバンドサウンドに説得力を与えている。ライヴ前半で空気を完全に掌握した。この巻き込み力こそがましょ隊である。
「魔法少女になり隊ができるまでの話」という映像がスクリーンに流れ、それにあわせるようにgariがパフォーマンスするという自己紹介的MCを挟み、ライヴは後半戦へ。7月にMVが公開された“ヒメサマスピリッツ”はオリエンタルなメロディとメタル、ユーロビートが融合したようなごった煮感がかえって「日本」を感じさせる楽曲。そしてアニソンのカヴァー“おジャ魔女カーニバル”ではハンズクラップが起こったかと思いきや次にはヘドバンが巻き起こる。その全速力、急展開で変化していくサウンドを、オーディエンスひとりひとりが楽しんでいるようだ。ラスト“RE-BI-TE-TO”ではみんなでヲタ芸を踊ってフィニッシュ。ものすごい熱量とスピードで駆け抜けていった。終わったあともoiコールと歓声がなかなか鳴り止まない、その光景がその快演ぶりを物語っていた。(岡崎咲子)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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RO69アーティスト情報
魔法少女になり隊