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LAKE STAGE 11:40

今年のポリは、24曲やりました!!

初登場はステージが1つから2つになった2001年。以降ドラムがスガイだった頃も、イシマルがサポートドラマーだった時期も、ヤノ(Drums,Voice)が新ドラマーとして加入してからも、カヨちゃんが卒業したあとも毎年出演、今年で実に15年連続。ちなみに本日8月8日はハヤシ(Guitar,Voice,Synthesizer,Programming)の誕生日、22歳だった彼も37歳。おめでとうございます。
3月25日リリースのミニアルバム『HEN 愛 LET’S GO!』のツアー、私はファイナルの6月18日の TSUTAYA O-EAST公演を観たのですが、ライヴ中盤で全18曲(!)をつないだ怒濤のスペシャルメドレーをぶちかましていた。メンバー3人の体力と精神力のことが心配になるほど、凄まじいテンションと熱量と情報量だったそのパフォーマンスに圧倒されたもんで、今日もやってくれないかな、18曲は無理としても7~8曲ぐらいは……と思っていたところ。 3人が登場、“Introduction! ”を奏で、ブレイク、と思ったらハヤシ、「行くぜ! ラスト23曲!」という雄叫びと共に「あれば飲みたいDr Pepper!」と、“Dr Pepper!!!!!”に突入? え? ラスト23曲?
そうです。その2曲で始まって、“シーラカンス イズ アンドロイド”“Poly-Farm”“Hot Stuff”“How are you?”“BUGGIE TECHINICA”の5連打で終わる全24曲、怒濤のスペシャルメドレーでやりきってしまったのです、この人たちは。




7曲目“ムチとホース”ではフロア中でタオルがちぎれんばかりに回り、四つ打ちの同期が鳴り響く11曲目“SONYさん”ではフミ(Base,Synthesizer,Synthesizeroice)にトラックをまかせてハヤシがマイクスタンドで歌い&ヤノも前に出てオーディエンスをアオり、14曲目“Baby BIAS”では「♪パンパン、パパパン」の大ハンドクラップが巻き起こり、19 曲目“MEGA OVER DRIVE”ではハヤシがショルキー(ただしショルキーにしてはでかすぎる。本来ショルキーじゃないモデルを無理やり提げていると見た)を「弾きまくり」というより「叩きまくり」──いずれもポリのライヴではおなじみの光景だが、メドレーなもんで次から次へともうめまぐるしいことこの上ない。ステージからのとんでもない量のエネルギーの放出につられて、フロアもすごい情報量になっている感じ。
にしても、ポリにとってこのフェスってホーム中のホームなのに、普通にやれば大ウケするのに、なんでここまでやる!? 最初は「うわ、全部メドレーでやる気なんだ? マジか! わはははは!」と大笑いしてたんだけど、15曲目“Let's ダバダバ ”から16曲目“ドモアリガトミスターロボット”にさしかかる頃には、なんかもう泣きそうになってました、私。このフェスのすべての年、すべての出演者の中で、1ステージで24曲もやったの、ポリだけなのではないかと思います。
さらに。ステージを去り際にハヤシくん、9月10日・11日渋谷CLUB QUATTROでのライヴの告知をしていました。「2日で100曲カブリ無し!!!」という企画。どこまでやるのか、いったい。なお、この「24曲スペシャルメドレー」、今日ここでしかやらないそうです。(兵庫慎司)




この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

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