ROCK IN JAPAN FESTIVAL、2日目が幕を開けた！　WING TENTのトップバッターを飾るのは、ロッキング・オンが主催するアマチュアアーティストコンテスト、RO69 JACK 2015で優勝したOH!!マイキーズ。北海道出身・在住、現役高校生の4人組だ。「高校生活最後の夏休みにROCK IN JAPANに出れる……、こんなにも高校生バンドマン冥利に尽きるコトはないです！」というコメントのように、彼らにとって記念すべき2015年の夏に、ひたちなかにどのような爪痕を残してくれるのか、楽しみである。

近藤雅仁 (Vo, G)、早坂恭太郎(G)、渡辺哲太(B)、金子トゥモローヒ(Dr)の4人がステージに登場すると、フロアからはあたたかな拍手が沸きおこる。ちょっと緊張した面持ちだったのが一転、「北海道札幌市には私が尊敬する多くのバンドがいますね。bloodthirsty butchers、eastern youth、THA BLUE HERB……そして、未来にはばたいていくOH!!マイキーズ」という堂々とした挨拶に続けるのは、“사랑해요〜国境を越えて〜”。伸びやかな歌声、メロディアスなギター、タイトなリズム隊が、青春期の思いを丁寧に編みこんでいく。緩急のついた展開はエモーショナルな気持ちにさせてくれるし、どこか人懐っこいメロディはオーディエンスひとりひとりの心にしっかり寄り添ってくれる。




「高校生活最後の夏休みにROCK IN JAPAN 2015に出れてほんまにうれしいです。本当にありがとうございます」とこの場に導いてくれたオーディエンスに改めて感謝の気持ちをしっかりと述べつつ、「話したいことはいっぱいあるんですけど、僕らがいつもイヤホンできいているような憧れのバンドとフェスで共演できてうれしいです」と話したり、今日はライヴ終了後にどのアーティストのステージを観たいかを4人でわいわい話したり、高校生ならではの表情も見せる。そして、最後は“Say to hello teens”。青春期の鬱蒼とした気持ちをのせた瑞々しいギターサウンドが、OH!!マイキーズというバンドの存在を、WING TENTに集まったひとりひとりに刻みつけていった。（岡崎咲子）




OH!!マイキーズの音源・ライヴ映像が視聴できるRO69JACKページはこちら
http://jack.ro69.jp/contests/jack2015/artists/32164

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http://jack.ro69.jp/

この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です！ 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。