昼下がりのSOUND OF FOREST、眩しそうに陽射しを遮るようなポーズをしながら坂本真綾が登場! ブルーのオールインワンがとってもお似合いだ。1曲目の“レプリカ”からバンドのメンバーたちがヘヴィなサウンドを響かせる中、坂本もフルスロットルの熱唱。《人類の欠点は 見えもしないくせに 愛とか絆とか信じられること》という自身の強い言葉に、大胆な躍動感を持つメロディをつけたのはandropの内澤崇仁。暑さに負けじと高く指を突き上げるようにして歌い上げると、オーディエンスからは大きな歓声が上がった。
「夏が嫌いなのに3回目のROCK IN JAPAN FESTIVAL、ありがとうございます!」と挨拶すると、お次は心地好いギターのカッティングがアーバンソウルなムードを醸し出す“coming up”へ。こちらはthe band apartの原昌和による作・編曲で、2年前の夏にこのフェスで出演日が同じだったことがきっかけでコラボに至った、というのだから何とも嬉しい気持ちになる。軽やかなリズムに乗って踊りながら 1曲目とはまた違う柔らかな歌声を聴かせてくれる彼女。今年でCDデビュー20周年を迎えた表現力の豊かさはさすがだ。ちょっと懐かしいナンバー“Honey bunny”を挟み、色香のある歌声をパワフルに森中に響かせる“Buddy”へ。赤いタオルを首にかけ「夏なんて大嫌いだー!」と叫んだ後、イントロでジャンプしてた姿もキュートだった。
そしてハイライトは坂本真綾のライヴでも定番の人気曲“Private Sky”。こんな晴れた日に野外で聴くこの曲はまた格別で、軽快なリズムにオーディエンスの手拍子も加わると、笑顔で短く切った髪を揺らしながら歌い、坂本はお客さんにもマイクを向けて声を煽った。 曲が終わり「あー楽しかった! 夏が好きになってくる!」と嬉しそうな坂本。ラストの“Be mine!”でも迷いのない声を冒頭から響かせ、アグレッシヴなサウンドを更に前へ前へと引っ張っていくような力強い歌唱で魅了し、オーディエンスは大きな拍手を贈った。シリアスにもキュートにも、ロックにもポップにもダンサブルにも、自由に飛んでいける坂本真綾のポップワールドが凝縮されていた珠玉のひととき。ステージにはガンガン陽射しが照りつけていたにも関わらず終始、ニコニコ歌っていたのも印象的だった。もしかしたら本当に夏嫌いを克服したのかも!?(上野三樹)
「夏が嫌いなのに3回目のROCK IN JAPAN FESTIVAL、ありがとうございます!」と挨拶すると、お次は心地好いギターのカッティングがアーバンソウルなムードを醸し出す“coming up”へ。こちらはthe band apartの原昌和による作・編曲で、2年前の夏にこのフェスで出演日が同じだったことがきっかけでコラボに至った、というのだから何とも嬉しい気持ちになる。軽やかなリズムに乗って踊りながら 1曲目とはまた違う柔らかな歌声を聴かせてくれる彼女。今年でCDデビュー20周年を迎えた表現力の豊かさはさすがだ。ちょっと懐かしいナンバー“Honey bunny”を挟み、色香のある歌声をパワフルに森中に響かせる“Buddy”へ。赤いタオルを首にかけ「夏なんて大嫌いだー!」と叫んだ後、イントロでジャンプしてた姿もキュートだった。
そしてハイライトは坂本真綾のライヴでも定番の人気曲“Private Sky”。こんな晴れた日に野外で聴くこの曲はまた格別で、軽快なリズムにオーディエンスの手拍子も加わると、笑顔で短く切った髪を揺らしながら歌い、坂本はお客さんにもマイクを向けて声を煽った。 曲が終わり「あー楽しかった! 夏が好きになってくる!」と嬉しそうな坂本。ラストの“Be mine!”でも迷いのない声を冒頭から響かせ、アグレッシヴなサウンドを更に前へ前へと引っ張っていくような力強い歌唱で魅了し、オーディエンスは大きな拍手を贈った。シリアスにもキュートにも、ロックにもポップにもダンサブルにも、自由に飛んでいける坂本真綾のポップワールドが凝縮されていた珠玉のひととき。ステージにはガンガン陽射しが照りつけていたにも関わらず終始、ニコニコ歌っていたのも印象的だった。もしかしたら本当に夏嫌いを克服したのかも!?(上野三樹)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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RO69アーティスト情報
坂本真綾