サウンドチェック時の「僕たちアウェイが大好きなんです!」宣言からも、パフォーマンスに対する相当な自信が伺えたが、その言葉に嘘はなかった。COUNTDOWN JAPAN初登場となる2人組のボーカルユニット=C&Kが幕張に見参である。CLIEVY(スーパーハイトーンボイス)とKEEN(シルキーボイス)、その頭文字をとってC&K。シンプルなユニット名ながら、この男たちの音楽は一筋縄ではいかない。まずオープニングに名刺代わりで投下したのは、ファンキーなディスコチューン“C&KⅡ”。いきなりのコール&レスポンスも飛び出し、ほとんどが初見に違いないオーディエンスをグイグイと自分たちのテリトリーに巻き込んでいく。

そして「これからこのステージをみんなで作っていこう!」というCLIEVYの合図で始まった“to di Bone”では、ヨコノリのダンスをオーディエンスに指南。さながら「ブートキャンプ」のようなやり取りで、客席のテンションをどんどん上げていく2人。そんなステージの異様なテンションを察知したのか、MOON STAGEには次から次へと人が集結。この強引さは、ちょっと癖になる。

その後もソウル、レゲエ、ヒップホップなど多彩なブラックミュージックを下地に、独特の歌謡メロディをトッピングさせたC&Kミュージックは、「ジャンルバスターズ」の証明そのもの。おまけに軽快すぎるMCでフロアを爆笑の渦に巻き込んだかと思えば、その抜群の歌唱力を活かしたバラード曲では、オーディエンスの心をぐっと鷲掴みにしてしまう。

終盤は彼らのアグレッシブなモードが爆発。スカと歌謡がミックスしたアゲアゲチューン“にわとりのうた”では、「負けるな日本人!」という彼らなりのメッセージも忘れない。ジェットコースター級の怒濤の展開を繰り広げたC&Kのステージ。間違いなく言えるのは、こんなユニット、他には絶対に存在しない。(徳山弘基)




この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

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