どんどん人で埋め尽くされていったMOON STAGE。漂っている期待感が半端ではない。そしてスタート時間となり、矢島舞美、中島早貴、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞が登場。1曲目“THE FUTURE”がスタートした。躍動感溢れるビート、煌びやかなメロディ、フォーメーションを多彩に変化させつつ展開するダンスに刺激され、フロアを埋め尽くした人々は全力で身体を揺らしながら盛り上がる。彼女達がかわいいのは勿論なのだが、パワフルなパフォーマンスを観て何よりも先に湧き起るのは、「カッコいい~!」という感慨。痛快極まりないオープニングであった。

「セットリストをかなり考えてきたので、ずっと見続けてください。頑張ります!」など、意気込みをメンバー各々が語ったMCを経て、楽しい時間はさらに続いた。爽やかな手拍子を誘った“ベーグルにハム&チーズ”。パワフルなダンスが全編で展開した“Love take it all”。凄まじいコールを巻き起こした“Midnight Temptation”。観客を熱く巻き込み続けた“まっさらブルージーンズ”……4曲が一気に届けられ、会場内の熱気上昇は止まらない。そして、今後の活動予定の告知を挟み届けられたのは“都会っ子 純情”。何処か翳のあるメロディをエモーショナルに歌い上げる彼女達に、観客も精一杯に声援を届ける。全曲を歌い終えた後、「今日は本当にありがとうございました。バイバイ!」と言って去っていった5人の表情は、とても満足そうであった。ロックバンドが多数出演する本日のMOON STAGEで伸び伸びとパフォーマンスを繰り広げた彼女達を、集まったファンは大きな拍手で見送っていた。(田中大)




この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

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