THE BAWDIESが2年ぶりにCOUNTDOWN JAPANに帰ってきた! 満場のクラップに迎えられてステージに登場したROY(Vo,B)/TAXMAN(G,Vo)/JIM(G,Cho)/MARCY(Dr,Cho)の4人、12月3日にリリースした5thアルバム『Boys!』のオープニング・ナンバー“NO WAY”のスクエアなロックンロールでもってGALAXY STAGEを揺らしにかかる! 「今年ラストのでっかいお祭りですよ! お祭りボーイズ改めTHE BAWDIESです。準備はいいですか! 1、2、3……MARCY!」といきなりハイテンションなROYのコールとともに、“ROCK ME BABY”のタイトで開放的なビートが圧巻のスケールで鳴り渡って、オーディエンスをぐいぐいと熱狂の彼方へと煽りまくったところへ、さらに「グッバイおさらば2014! 準備はいいですか? さらに心を裸にしていただきたいんですけど、いいですか?」とROYがぶち上げて“JUST BE COOL”炸裂! ソウルもR&Bもロックンロールも渾然一体となったぶっといビートに、幕張メッセがでっかく揺れる。最高の瞬間だ。

「おかっぱのシンデレラは物思いに耽っていました……」(ROYナレーション) 「はあ……昨夜のパーティー、楽しかったわ!」(JIM)……といった具合に4人がかりで『シンデレラ』を再現した後、「12時が過ぎて、魔法が解けたあなたも、年越しソバの代わりにホットドッグ、召し上がれ!」(ROY)というシャウトとともに流れ込んだのはもちろん、爆走ナンバー“HOT DOG”! さらに最新アルバム『Boys!』からもう1曲“KICKS!”をドロップ、快活な歌とアンサンブルで会場丸ごとクラップと「ヘイ!」のコールへと巻き込んでみせる。むせ返るような熱気あふれるGALAXY STAGEに、“LEMONADE”のシャッフル・ビートとポップなメロディが心地好く広がり、無上の祝祭感を喚起していく。

「ここからギアをさらにトップに入れたいと思いますが、ついてきてくれますか!」というROYの熱いコールに沸き返る大歓声! 見渡す限りのジャンプとハンドウェーブを巻き起こした“IT'S TOO LATE”から、ステージ&フロアも一丸の狂騒のクライマックスへ。最後は“SING YOUR SONG”で高らかなクラップとシンガロングを呼び起こし、GALAXY STAGE一体となっての「ワッショイ!」コールでフィナーレ! 現在ツアー真っ最中、来年3月には2度目の日本武道館公演も控えているTHE BAWDIES。剥き身のロックンロールはここまでポジティヴかつダイナミックなエネルギーを描き出せる――という証明のような、堂々の名演だった。(高橋智樹)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

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