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PARK STAGE 14:00

ロックファンも大興奮! 極上ラップに喝采

1曲目“逆転ファンファーレ”がスタートするや否や、観客は興奮の絶頂! 華麗にビートを乗りこなしながら迫って来るSKY-HIのラップが猛烈に熱い。続いて、“スマイルドロップ”。合流したダンサーたちと一緒に華麗にステップを踏みながら踊り、歌声を響かせる姿の存在感が半端ではない。AAAのメンバーとしてはもちろん、ソロアーティストとしても活躍の場を広げている彼の凄味を早速まざまざと感じた。

“Ms.Liberty”が誘った大合唱を経て迎えた最初のインターバル。久しぶりにROCK IN JAPAN FESTIVALに出演し、前回よりも大きなステージに立つことへの気持ちが語られた。「ステージが大きくなることを『勝つ』というのもたしか。でも、少しでも『観れてよかったな』という瞬間を作ることこそ勝利だろうが!」、力強いMCを経て“Welcome To The Dungeon”がスタート。ハードなバンドサウンド、切れ味抜群のラップがかっこいい。その熱量をさらに上昇させたのが“Enter The Dungeon”。人気テレビ番組『フリースタイルダンジョン』のエンディングテーマとしてお馴染みの2曲を一気に体感して、あの場にいた誰も彼もが、一層昂ぶる気持ちを抑えきれない状態となっていた。

“Seaside Bound”や“ナナイロホリデー”なども届けられたのち、早くもラストの曲“カミツレベルベット”。この曲で起こった大合唱とダンスは、とても爽やかだった。「俺がSKY-HIでした。ありがとうございました!」と挨拶をして、ステージから去った彼を見送った明るい歓声。初めてSKY-HIのライブを観る人も多かったと思うが、確かなスキルに裏打ちされたラップに、すっかり魅了されていたに違いない。(田中大)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。