

- フェス百景 Part.19 - RIJF2016の余韻に浸ろう。第5回(最終回)
- フェス百景 Part.18 - RIJF2016の余韻に浸ろう。第4回
- フェス百景 Part.17 - RIJF2016の余韻に浸ろう。第3回
- フェス百景 Part.16 - RIJF2016の余韻に浸ろう。第2回
- フェス百景 Part.15 - RIJF2016の余韻に浸ろう。第1回
- RIJF2016、全日程終了!
- フェス百景 Part.14 - あなたが写っているかもしれない
- フェス百景 Part.13 - 笑顔のあなたが写っているかもしれない
- 最終日の服装チェック! RIJF2016 ファッションスナップ Part.6
- rockin'star★くくり! RIJF2016 ファッションスナップ Part.5
- フェス百景 Part.12 - 最終日・4日目開場直後のあなたが写っているかもしれない
- いよいよ最終日オープン!
SOUND OF FOREST 11:05
笑顔と涙をかっさらう愛すべきばかものたち
SOUND OF FORESTのトップバッターは忘れらんねえよ! 「このフォレストではレアなポケモンがゲットできるらしいです!」という柴田隆浩(Vocal&Guitar)の声が聞こえたかと思えば、ピカチュウなどのお面を被ったメンバーがオンステージ! さっそくマイクの前に立つと、演奏の前にコール&レスポンス。
ようやく曲に入ると、オープニングは“ばかもののすべて”。この日のメンバーは柴田と梅津拓也(Bass)に加えてお馴染みのマシータ(drums)、そしてLEGO BIG MORLのタナカヒロキ(guitar)だ。“犬にしてくれ”、新曲の“俺よ届け”と進行するにつれ、ヒロキの図太いミドルレンジがヒリヒリとした高揚感や鮮やかな色彩感をプラスしていることに気づく。とても良い布陣である。
「ライブやってる間、好きな音楽が流れてる間は、嫌なこととか全部忘れられるじゃん。みんなにもそうなってほしいなと思って。全部忘れなよ、全部。全部忘れて音楽に身を任せて、にっこにこ笑って泣いて。それでいいんだ。俺らはお前らが忘れられるように一生懸命演奏するから、よろしくお願いします!」(柴田)、そう叫んでからの彼らはもう無敵モード。“バンドやろうぜ”で熱狂を加速させ、“この高鳴りをなんと呼ぶ”で泣かせる。最後は“忘れらんねえよ”の大合唱、からの全員ジャンプで締めくくる。不器用でも愚直に前進し続ける彼らにしかできない最高の幕開けを飾った。(秋摩竜太郎)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。



