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HILLSIDE STAGE 14:00

輝く個性が織りなす1つの美しいハーモニー

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016の2日目、早くも中盤に差し掛かったHILLSIDE STAGEは今日も快晴! そんな青空にピッタリのガールズボーカルグループ、Little Glee Monsterが元気いっぱいに登場。なんと平均年齢17歳という若さ。全員赤と黒を基調とした衣装でステージが一気にパッと華やかになった。1曲目は《退屈を抜けだそう》というポジティブな歌詞から始まる“全力REAL LIFE”。見た目の可愛らしさとは裏腹にその声はパワフルで、6人が一緒になるともはや最強。ほかのステージまで彼女たちの歌が届いてしまいそうだ。

「Little Glee Monsterです。よろしくお願いします! ロッキン初参戦でーす!」と元気いっぱいに自己紹介したのち、ドラマの主題歌にもなった“好きだ。”を披露。曲の中で、楽器が少なくなったときに気付く、複雑なコーラスワークと個人の強烈な個性が絡み合って、色鮮やかな1つの曲となっている奇跡に感動し、思わず鳥肌が立つ。ばらばらであるからこそ、全てが合わさった時に感動的なハーモニーを生み出すのだろう。

そして、アカペラで歌い始めたのは、DREAMS COME TRUE、いきものがかり、中島みゆきなどの曲をワンフレーズずつ繋いだ応援ソングメドレー。汗をかきながらもメンバー同士で目を合わせて歌う、その懸命な姿とハーモニーに会場は感嘆の混じった歓声に包まれた。ラストには今月17日にリリースされる最新シングル曲“私らしく生きてみたい”を披露。メンバーの表情豊かな振る舞い、心が躍るような振り付けは見ていてただただ楽しい。ずっとこうして彼女たちの歌声に包まれていたい気持ちになる。最後まで全力で駆け抜けた6人は「来年はおっきいステージで会おうね!」という楽しみな言葉を残してステージから去っていった。(渡辺満理奈) この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。