全てのアクトのフォト&レポートを終了直後にアップ!現場の空気を伝えるエリアレポートも!

PARK STAGE 15:10

やっぱり真夏とパンクはよく似合う!

待ちわびていたお客さんたちの歓声に包まれ、見るからにテンションが上がっていたKOJI (Vo&Ba)、YUICHI (Gt&Vo)、KO-TA(Gt)、SHUN(Dr)。そして、カラっと乾いた爆音が迸り、“MADE A MESS”がスタートした。身体を揺らしたくなるのはもちろん、笑顔も浮かべずにはいられないサウンドの切れ味が素晴らしい。続いて“number”。最初は後方で様子を窺うようにステージを見つめていた人たちも、パワフルなサウンドを浴びながらどんどん引き込まれている様子であった。

掲げられたたくさんの腕がフィールド全体で揺らぐ様が美しかった“the answer”ののちに迎えたインターバル。「今年も出れた! 最高です。去年はWING TENT。やっぱり外は気持ちいい。お前らが楽しまないと意味ないから、思いっきりかかってこいや!」、KOJIが皆に呼びかけ、熱い演奏はさらに続いた。

お客さんたちが手にした色とりどりのタオルが勢いよく回転した“Gentleman of Fortune”。巻き起こった全力の手拍子が圧倒的な一体感を生み出していた“misery”。そして、甘酸っぱいメロディ×痛快なスピード感×猛烈な爆音という「パンク3点盛り」とも言うべき華々しい刺激が駆け抜けて行った“Listen to the Radio”で終演を迎えるかと思ったが……メンバーたちは「まだ時間ある?」と、舞台袖にいるスタッフに確認。急遽“Promise”も披露された。完全燃焼! ステージ上の4人はもちろん、あの場にいた全てのお客さんにとっても、素敵な夏の思い出になったに違いない。(田中大)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。