全てのアクトのフォト&レポートを終了直後にアップ!現場の空気を伝えるエリアレポートも!

LAKE STAGE 16:20

今年もバカ騒ぎの夏がやってきた

快晴のLAKE STAGEをORANGE RANGEがさらにアツくした! 「イーヤーサッサ」という掛け声のSEが流れると、会場には一気に沖縄の風が吹く。メンバー登場後、「始めましょうかROCK IN JAPAN!」の合図で“上海ハニー”からライブがスタート! お客さん全員が手を挙げジャンプする光景は壮観で、人波とはまさにこのことだ。そんなビッグウェーブを起こしながら、裏拍を強調したレゲエナンバーを始め大合唱を巻き起こすキラーチューンが次々にお見舞いされる。

ライブの盛り上げ方は当然心得ているし、演奏も素晴らしいのだが、やはり彼らの一番の魅力はシンガロングできるメロディだと思う。聴けば誰でも歌いたくなって、みんなでひとつになることができる。そんなアンセムはまだまだ目白押し。《NO SUSHI NO LIFE》という歌詞でコールアンドレスポンスを行った“SUSHI 食べたい feat.ソイソース”など、熱狂の渦が止まらない。

「こんな感じで冬場も夏場も関係なく、ずっと夏やってきました。そんなバンドが結成15年目を迎えます。こうやってみんなでひとつになってバカ騒ぎできるのがORANGE RANGEのステージだと思います。刺激が欲しけりゃバカになれ!」と“ロコローション”へ。この曲、実はAメロでギターやベースが弾くラインが秀逸なのだ。あっという間に、ラストは“キリキリマイ”。バンドが「0歳の時からあった、産まれた時からあった」というこの曲を演奏する時、ステージに立つ全員がドラムの周りに集まったり、横一列に並んだりする。その姿に、15年間の絆が滲んで見えた。(秋摩竜太郎)

この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。