全てのアクトのフォト&レポートを終了直後にアップ!現場の空気を伝えるエリアレポートも!

SOUND OF FOREST 18:05

狂騒的で幸せで、そしてせつないエンディング

四つ打ちのキックとぶっといシンセが鳴り始めた瞬間に中田ヤスタカの音だとわかる、記名性の超高いトラックにのってこしじまとしこ(Vocal)が登場、軽くオーディエンスをあおってから歌い始める。“Starry Sky”だ! さっそくサビで腕が左右にブンブン振られ、エンディングでは拳が上がる上がる。続いては、シンセ音が雪崩のように降り注ぐ中からこしじまとしこのボーカルが飛んでくる“Another World”。みんながジャンプするたびにCO2が吹き上がり、“more more more”ではそのジャンプがさらに高く激しくなる。

「みんなもっともっと盛り上がって!」というアオリから、“Dancing Planet (remix feat. VERBAL)”へ。VERBALのあのオリジナリティの塊のようなラップが鳴り響き、こしじまとしこの歌にリレーされる。そして完全EDM仕様の“Dreamin’Boy (remix)”の、地響きのような超重量級のローでさらに踊らせる。ステージの上も下も、一瞬たりとも上昇が止まらない。
さらに“JUMPER”、そして“Hero”。いつの間にか薄暗くなった空中をレーザーが飛ぶ。中田ヤスタカはブース上に立ってオーディエンスをアオり、こしじまとしこはガンでCO2を噴射。

“Feel Again”で多幸感とせつなさをSOUND OF FORESTいっぱいに広げ、ラストはCAPSULEの数あるキラーチューンの中でもトップクラスの“Sugarless GiRL”。ファンはもちろん、いろいろなロックバンドのTシャツを着た参加者たちがどこまでも高まっていくさま、壮観でした。で、感動的でした。(兵庫慎司)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。