HILLSIDE STAGE 12:50
決して嘘を吐かないバンド、ROCK IN JAPAN FESTIVAL初出場!
サウンドチェックで“君は宇宙”のふくよかなハーモニーとサウンドの広がりを響かせていたのだけど、率直に「もったいねえ」と思った。ROCK IN JAPAN FESTIVALには今回が待望の初出場となる4人組バンド、ウソツキ。白を基調とした衣装で揃えた吉田健二(Gt.)、林山拓斗(Dr.)、藤井浩太(Ba.)、そしてハットを被った竹田昌和(Gt.Vo.)が揃い、まずは“新木場発、銀河鉄道”でゆったりと、しかし力強い上昇線を描き出すオープニングだ。
続いては、7月にリリースされた3rdミニアルバムから“地獄の感情無限ロード”を繰り出す。やり切れなさも不確かさもすべて呑み込んで太く伸びるグッドメロディは、躍動感たっぷりなパフォーマンスの中でも一切乱れることはない。「こんだけ集まって何もしないというのは意味がないと思うので、一緒に踊ってくれますか? 僕らなりのダンスナンバーです」と導かれる“旗揚げ運動”では、歌詞に合わせて楽しげに、無数の掌がかざされるのだった。
この季節にぴったりなトキメキのナンバー“ボーイミーツガール”に吉田の鮮やかなタッピングが差し込まれ、“ネガチブ”では更にBPMと熱量を上げながら「ネガネガ!」のコール&レスポンスを巻き起こす。竹田は、初出場に満足することなく、更なる高みを目指すことを約束して、最後に3rdミニアルバム表題曲“一生分のラブレター”を歌い上げていった。今回は華やかなダンス性に絞ったパフォーマンスが熱かったけれど、今後はもっともっと、ウソツキの多面的な魅力が伝えられてゆくだろう。(小池宏和) この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
続いては、7月にリリースされた3rdミニアルバムから“地獄の感情無限ロード”を繰り出す。やり切れなさも不確かさもすべて呑み込んで太く伸びるグッドメロディは、躍動感たっぷりなパフォーマンスの中でも一切乱れることはない。「こんだけ集まって何もしないというのは意味がないと思うので、一緒に踊ってくれますか? 僕らなりのダンスナンバーです」と導かれる“旗揚げ運動”では、歌詞に合わせて楽しげに、無数の掌がかざされるのだった。
この季節にぴったりなトキメキのナンバー“ボーイミーツガール”に吉田の鮮やかなタッピングが差し込まれ、“ネガチブ”では更にBPMと熱量を上げながら「ネガネガ!」のコール&レスポンスを巻き起こす。竹田は、初出場に満足することなく、更なる高みを目指すことを約束して、最後に3rdミニアルバム表題曲“一生分のラブレター”を歌い上げていった。今回は華やかなダンス性に絞ったパフォーマンスが熱かったけれど、今後はもっともっと、ウソツキの多面的な魅力が伝えられてゆくだろう。(小池宏和) この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。