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PARK STAGE 11:40

「岡崎体育へようこそ!」 盆地テクノの伝道師、初登場!

パソコンが1台だけセッティングされたステージに現れたのは「BASIN TECHNO」と書かれた黒ジャージ姿の男。そう、ROCK IN JAPAN FESTIVALに岡崎体育が初登場である。「みなさん、岡崎体育へようこそ!」と一言。トラックを流しながらフィールド一面のジャンプを誘いつつ、「ただいまROCK IN JAPAN! 何がイェーイじゃ! 俺初めてじゃ! ニワカどもめ!」とオーディエンスをイジることも忘れない。

“Explain”では《実は口パクだったことをみんなにカミングアウト/だから歌ってる途中に 水分補給もできる 便利》という歌詞どおりの行動で歓声を集め、“MUSIC VIDEO”ではカメラを駆使してMV(ややこしいですが、この“MUSIC VIDEO”という曲のMVということです)のシーンを生再現して歓声の音量をもう一段階引き上げる。何だこれは。盛り上げ方も盛り上がり方も異様だ。続々と人が集まるフィールドを見渡して「バリ入ってるやん!」と笑う岡崎。

それ以降も様々なネタを突っ込みまくり、独自のペースにオーディエンスを巻き込んでいく。ラストに演奏されたのは、“Q-DUB”。音源化されていない未発表曲だけに詳しい内容は書けないのだが、この曲には「これからはテックインジャパンの時代だと思うんですよ」と豪語するこの男なりの気概を感じた。「最初僕が登場したとき、みなさんが温かく迎えてくれて嬉しかったです。もう一度それを見せてくれますか?」と、再びの大ジャンプを巻き起こして終了。「来年はGRASS STAGEでお会いしましょう!」という宣言が高らかに響いた! (蜂須賀ちなみ) この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。