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WING TENT 13:30

吹き荒れたネタの嵐。UFOも降臨!?

ROCK IN JAPAN FESTIVAL初出演をお祝いする花輪で埋め尽くされたステージ上。そこにU太(Ba)、まさやん(Gu)、モリス(Dr)、そして、真っ赤な花輪に扮した北島康雄(シンガー)が登場。そして、スタートした“運動会やりたい”は、早速、予想外の展開が待っていた。曲中で飛び出したのは、なんと運動会。お客さんたちを2チームに分けた「腿上げ」「スクワット」などの対決が繰り広げられて大盛り上がりとなった。

ステージに運び込まれたテントに潜り込んだりしながら北島が熱唱した2曲目“クラーク博士と僕”。その興奮も冷めやらない中、彼は「新曲作ってきました」とすぐに歌い始めたが……9月30日にO-EASTで行うワンマンライブの告知を連呼する歌詞のインパクトがすごい。そして、さらに届けられた“Mr.Cosmo”にもびっくり! お客さんとメンバーたちが唱えた「UFO~UFO~UFO降りてこい」という呪文に胸を打たれた地球外生命体がいたらしい。本当にUFOと宇宙人がステージに現れたではないか! ……と思うはずもなく、我々の前に降臨したのはUFOのオブジェと宇宙人の恰好をした北島。ここまで徹底的にネタを仕込んでくる彼ら、本当に只者ではないと思った。

ラストに披露された“出世作”。甘酸っぱいメロディが響き渡り、感動的なまま締め括られる雰囲気になりかかったが……「台本では、ここから20分間ドラムソロが続く予定ですので、スタッフさん撤収お願いします」というアナウンスが流れた。そんなことは気にせず、モリスはドラムセットを連打。爆音を轟かせるドラムセットを乗せた台座は、ほかのメンバーたちも載せたまま、スタッフたちによって撤収されたのであった。(田中大)

この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。