全てのアクトのフォト&レポートを終了直後にアップ!現場の空気を伝えるエリアレポートも!

PARK STAGE 11:40

真夏の記憶を塗り替える全身全霊のパンク

4年連続PARK STAGE出演となるGOOD4NOTHING。SEの“河内のオッサンの唄”が流れると、自然と手拍子が鳴る。いよいよメンバーが登場、「ROCK IN JAPANいくぜー!」の合図とともに“RIGHT NOW”からライブをスタート! 軽快な2ビートのドラム、地を這うベースライン、どこまでも突き抜けるような青空を駆けるギターサウンドが一体となり身体を襲う。やはり激しい音にも関わらず、まるでシャワーを浴びているかのような気持ち良さも感じさせてくれるのがGOOD4NOTHINGである。

「おはようございます、ひたちなか! みんなが主役だぞ!」と煽ってから、2016年7月にリリースされた最新シングル『DAY』の1曲目“SIGNAL”へ。突き上げる拳、両股を開くジャンプといった所作のひとつひとつがめちゃくちゃクールだ。立て続けにサビがキャッチーな“STOMPING STEP”、ともに歌いたくなる“IN THIS LIFE”へ。太陽が照りつけるPARK STAGEをさらにヒートアップさせていく。そして“It’s My Paradise”のダンサブルなリズムが観客を躍らせ、彼らの戦場にしてホームでもあるライブハウスと変わらぬ景色を作りあげる。

「ライブハウスから来ました大阪のGOOD4NOTHINGです、よろしく! 今年もこの景色を見ることができました、本当に感謝してます!」と叫びながら“Maximize”、“Stick With Yourself”、“In The Mosh Pit”を連射。息つく間もなく叙情的なメロディの“Cause You're Alive”で涙腺を崩壊させ、ラストの“One Day I Just”で大地を揺らす。真夏の記憶を塗り替える渾身のアクトとなった。(秋摩竜太郎)

この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。