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SOUND OF FOREST 15:45
木下 理樹、今年の「死力の尽くし方」はこう!
ニューアルバム『Hello darkness, my dear friend』のリリースツアーを6月から7月にかけて行ったART-SCHOOL、そのニューアルバムのオープニングチューン“android and i”でスタート。
聴き手を踊らせるというよりも凍りつかせる四つ打ちのビートを、オーディエンス一同、じっと浴びる。続く“real love/slow dawn”が始まると、まるで今この瞬間、そうすることが許されたみたいに、みんな身体を揺らし始めた。
「今日は激しい曲ばっかやるので、ついてきてください」と木下 理樹(vocals/guitars)がひと言はさんで以降は、さらにラウドな展開に。“Promised Land”で場の空気をアグレッシブに変え、続く“ロリータ キルズ ミー”でさらにドライブ。そして、とり返しのつかない喪失を歌う“スカーレット”、己の傷を晒しながら誰かへ手をのばす“UNDER MY SKIN”、「死」と「終わり」を叫ぶ“FADE TO BLACK”──と、ライブアンセム固め撃ち。
どうでしょう。曲の内容を書けば書くほど、重たい気持ちになるでしょう。音はこんなにドライブしているし、オーディエンスも楽しそうなのに。しょうがない、それがART-SCHOOLなので。
「たぶん、熱中症で倒れるかもわからないが、死力を尽くして歌います。最高のアクトだったと、SNSで広めてください(笑)」という理樹の言葉に続いて始まった最後の曲は、“あと10秒で”。強い西日の下、《何もねぇ 何もねぇ》のリフレインに合わせてオーディエンスの腕がガンガン振り上げられる光景は、やっぱりとてもART-SCHOOLだった。(兵庫慎司)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
聴き手を踊らせるというよりも凍りつかせる四つ打ちのビートを、オーディエンス一同、じっと浴びる。続く“real love/slow dawn”が始まると、まるで今この瞬間、そうすることが許されたみたいに、みんな身体を揺らし始めた。


どうでしょう。曲の内容を書けば書くほど、重たい気持ちになるでしょう。音はこんなにドライブしているし、オーディエンスも楽しそうなのに。しょうがない、それがART-SCHOOLなので。

