全てのアクトのフォト&レポートを終了直後にアップ!現場の空気を伝えるエリアレポートも!

LAKE STAGE 10:30

念願の初登場! 人々の選択に応えるステージ

LAKE STAGEには朝イチからびっしりとオーディエンスが詰めかけ、真に待望のROCK IN JAPAN FESTIVAL初登場、04 Limited Sazabysをトップバッターに迎える。RYU-TA(Guitar / Chorus)の野太いシャウトが、そしてGEN(Bass / Vocal)の空に突き抜けるようなハイトーンボイスが挨拶を投げかけ、HIROKAZ(Guitar)の鮮烈なギターフレーズとKOUHEI(Drum / Chorus)の快速ビートで繰り出されるオープニング曲は目下の最新シングル『AIM』より“climb”だ。これまでとこれからに思いを馳せ、意志を宿した強靭なメロディがオーディエンスを巻き込む。

間断なく“Remember”“fiction”を連発し、「最高の景色広がってます! そうですね、狭い世界に閉じ籠ってる場合じゃないですよ」と告げるGENは、“cubic”でゴリッゴリのアンサンブルに乗せ濃厚な激情を伝える。「やっと出れたぜ、ありがとうございます! 朝一番からナイス選択。間違いない選択にするんで」とあらためて感謝を伝えると、自分たちが主催する「YON FES」に繋げて持ち帰りたい、と思いを語り、RYU-TAによる「ロッキン!  ロッキン!」のコール&レスポンスから“Chicken race”でエリア一帯を大きくバウンスさせていた。

そして“labyrinth”に“me?”、“midnight cruising”といった楽曲群が、大勢のオーディエンスを受け入れながら自由度の高いパフォーマンスで届けられる。「楽しいことをしていると、許せなかった人のことも許せる気がします」と語り、フォーリミの発信する音楽でオーディエンスを支え続けることを約束すると、“swim” に “monolith”という出し惜しみなしの名曲連打で、最高のステージを駆け抜けてみせた。(小池宏和)

この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。